そういう関係が構成されるなら。
2005年 01月 18日
ひさびさに、でぃーどん天幕団を開きます。
今回のきっかけは、えむふくさんのBLOGでした。
敗者連合のページをぼんやり見ていて、
あ、私の名前入ってるΣ( ̄□ ̄;)とびっくりしてたあとに
BLOGの記事を読んで少々考えたからです。えむふくさんは、
たしでんの感想を述べられつつも、自らのチャットクイズに
対する思いを触れられ、そこに対する疑問を素直に
述べられていたので、少し考えてみようと思ったのです。
そこで今回は
[6.チャットクイズのマナーの定義]について考えてみようと思います。
(20分ぐらいで書いたので論理がおかしいところが出るかも)
ちょっと長めですが、えむふくさんの書かれた文章を引用します。
「あと、チャットが最近はどんどん気を使う場に変わってきていて。
はじめはのびのびとできていたチャットだったのに、
人気になるにつれて、チャットがうまいこと作動しないことから、
無駄な発言が禁止になったり、それはまだいいとして、
参加者以外入れなく、見学者ルームが別にできるようになって、
挑戦者と隔離されるようになったり。
円滑に進めるためなんでしょうけど、そしてそれはすごく分かるんですが、
チャットクイズという本質には合っていても、チャットという本質から
何かズレているような気がしてならなくて。」
これを見て、かなり私なりに考えてみました。
最近はJETチャットを使ったチャットクイズ企画が多く、それを
中心に考察を加えていくことにします。
まず「物理的な問題」から。
「ナイショ機能」を使う企画の場合は25人が限界です。
さらに、入室制限人数も50人まで。これが、今の現状です。
たしでんフレンドパーク(2日目にだけ私は参加しましたけど)の場合、
入室者16名、見ている人42名(最大)で58人。
SAKUGE2004大決勝では、入室者14名、見ている人48名(最大)
で62人。と、とても中で見てもらうという状況を作り出せない
許容量になっていることが分かります。
観戦者チャットは、そういう意味での退避先なんだと私は自覚しています。
あくまでも運営サイドからみた視点ですけどね。
参加者からすれば隔離されている意識が生まれてしまうのかもしれませんけど、
致し方ないのかもしれない、というのが正直な気持ちです。
続いて、[企画運営面の問題]から。
早押し企画の時も、ある程度人数を絞らないと
ログが流れて運営側は大変なことになると思います。
私は夜クイの時に経験しましたが、1行で14人が押してくる展開が
あると、それだけで14行も上にだだだだだっとログがあがってしまうわけです。
もっと極端な話、20人以上が一斉押しをすると、誰が一番最初に解答権を
得たのか、主催者は分からないことになります。
また、主催者はCtrl+CとCtrl+Vをくり返して
問題を読むだけでもたいへんですし、その上、
そこで、一般の発言がごちゃまぜ、さらに点数計算や、
次の問題準備とかもやっていくというかなり激しい状況に陥っています。
(特に個人運営の場合はなおさらのこと。GO.YさんのQDJa>とか、あるたみ
さんのSMASH!とかだと、計算もややこしく、それだけでも大変です)
そんな状態で企画運営を突っ込まれるともう、それだけで
パニックが起きるのではないかと思うのです。
参加者の視点に立てば、
「楽しみたい」「答えたい」最後に「勝ちたい」なんでしょうけど、
先の2点にも目を向けるならば、単純には行かない話になる気がします。
あとは、企画の性質を考えておく必要があるでしょうね。
企画者が「真剣勝負(ガチ)」の側面を強調しようとしているのか、
はたまた「おたのしみ」の側面を強調しようとしているのかを。
たとえば、ネットラと言われる架空縦断系長期企画は結構真剣勝負の
側面が強くなってしまうと思います。(あくまでも推測ですけども)
また、単発企画でも、ふじどんさんの「チャットで丼杯」(でぃーどは
一回しか参加したことがありませんけど)なども、その傾向が強いの
かもしれません。(くげさんの大忘年会はどうだろう・・・?)
一方、その中間を狙ったものは、たしでんフレンドパークや
クイズは硬派だが、演出で魅せる形になっているシベリア横断など、
みんなが楽しめるものに仕上がった完成度の高いものもあります。
そして、完全おたのしみモードとして、でぃーどごちゃ混ぜフリバ(爆)。
大きな企画のあとに、残っているメンバーに対して、速球・剛速球・
カーブ・シンカー・フォーク・穴・バカ・くりすん・鉄人といった
問題を20人そこそこでやる(実は、私はこの企画を通して、自らの
チャットクイズの運営時間やみなさんの反応をはかってました。
今だから言えますけどね(゜▽、゜))といった質の違いが存在している
と思われます。
企画中に発言が出来ない、というのは確かに
参加者からすればほんとに窮屈な感じがします。
もちろんのびのびと話すチャットのほうが楽しいに決まってます。
でも、場をわきまえるのが大人(゜▽、゜)というのも一つでは
ないか、という考え方も私の中では存在しています。
ただ、「チャットクイズ」はチャットがメインなのか、クイズがメイン
なのかという視点のズレが参加者・主催者、それぞれで
全部違ってくるような気がします。特に真剣勝負を望んでいる人に
とっては雑談は無用、という気持ちが強いでしょう。
(私も、知識系クイズのほうが得意なのですが、
分かる問題を答えられたら嬉しい、ぐらいの感覚で参加してます。
バカ問題は「そういう分かる問題」「読まれると楽しいと思ってもらえる
かなぁ?と思われる問題」を提供しているつもりです。
真剣勝負の対極にあるものがあってしかるべきなのでしょうし、
わちゃわちゃしゃべりながらやるクイズがあってしかるべきでしょうから。)
そんな気持ちがあって、私の場合は「大型企画」打ち上げ後のフリバで
いわゆる「ガス抜き」的バカフリバをいつも敢行してます。
主催者は自分の色を出そうと必死です。
(またそれだけでなく、運営だけで必死です。)
問題行動、とまでは言いませんが、場を乱す発言を起こす人を
注意している余裕まで(ひょっとしたら)ないかもしれません。
参加者・企画者全体で一つの企画を「創り上げる」。
そのためにはどのようにふるまうことが大切か、ということを考える
必要があると思います。発言もボケもツッコミも適材適所ですから。
というわけで、ばべぼの一連のこの流れ
はとても参考になるのかもしれません。
じゃす様のまとめまで含めて。
そしてえむふくさんの提議されたこの記事の一番最後の2行はいいことばだなぁと思います。
「追い出して終わる(とはいえ、脱落型の企画だとこれは受け入れて
当然でしょうし、マナー無視の人を排除という意味だと
さみしい話になりますし)」雰囲気を作り出してしまうのも、
逆に「みんなで作り上げる大会」にするのも、参加者同士の
助け合いと主催者の姿勢によるところが大きいのでしょうから。
(とはいえ、問題行動があまりに目に付いて、運営に支障をきた
していたという状況が多かったというのもある程度は
加味されるべきだとも思いますが)
あれ?マナーの話から少しずれたような気がしますが、
とりあえず、これぐらいにしておきます。
チャットクイズのマナーと、チャットのマナー、どちらも根は同じでも
その枝葉は微妙に違う気がします。この問題は掘り下げておく必要が
あるのかもしれません。(どう違うかはまたお話ししようと思います)
最後に一言。
みんな、フリバと企画をごっちゃにしちゃダメですよ。
それぞれ、色彩が全く異なるんですから。
今回のきっかけは、えむふくさんのBLOGでした。
敗者連合のページをぼんやり見ていて、
あ、私の名前入ってるΣ( ̄□ ̄;)とびっくりしてたあとに
BLOGの記事を読んで少々考えたからです。えむふくさんは、
たしでんの感想を述べられつつも、自らのチャットクイズに
対する思いを触れられ、そこに対する疑問を素直に
述べられていたので、少し考えてみようと思ったのです。
そこで今回は
[6.チャットクイズのマナーの定義]について考えてみようと思います。
(20分ぐらいで書いたので論理がおかしいところが出るかも)
ちょっと長めですが、えむふくさんの書かれた文章を引用します。
「あと、チャットが最近はどんどん気を使う場に変わってきていて。
はじめはのびのびとできていたチャットだったのに、
人気になるにつれて、チャットがうまいこと作動しないことから、
無駄な発言が禁止になったり、それはまだいいとして、
参加者以外入れなく、見学者ルームが別にできるようになって、
挑戦者と隔離されるようになったり。
円滑に進めるためなんでしょうけど、そしてそれはすごく分かるんですが、
チャットクイズという本質には合っていても、チャットという本質から
何かズレているような気がしてならなくて。」
これを見て、かなり私なりに考えてみました。
最近はJETチャットを使ったチャットクイズ企画が多く、それを
中心に考察を加えていくことにします。
まず「物理的な問題」から。
「ナイショ機能」を使う企画の場合は25人が限界です。
さらに、入室制限人数も50人まで。これが、今の現状です。
たしでんフレンドパーク(2日目にだけ私は参加しましたけど)の場合、
入室者16名、見ている人42名(最大)で58人。
SAKUGE2004大決勝では、入室者14名、見ている人48名(最大)
で62人。と、とても中で見てもらうという状況を作り出せない
許容量になっていることが分かります。
観戦者チャットは、そういう意味での退避先なんだと私は自覚しています。
あくまでも運営サイドからみた視点ですけどね。
参加者からすれば隔離されている意識が生まれてしまうのかもしれませんけど、
致し方ないのかもしれない、というのが正直な気持ちです。
続いて、[企画運営面の問題]から。
早押し企画の時も、ある程度人数を絞らないと
ログが流れて運営側は大変なことになると思います。
私は夜クイの時に経験しましたが、1行で14人が押してくる展開が
あると、それだけで14行も上にだだだだだっとログがあがってしまうわけです。
もっと極端な話、20人以上が一斉押しをすると、誰が一番最初に解答権を
得たのか、主催者は分からないことになります。
また、主催者はCtrl+CとCtrl+Vをくり返して
問題を読むだけでもたいへんですし、その上、
そこで、一般の発言がごちゃまぜ、さらに点数計算や、
次の問題準備とかもやっていくというかなり激しい状況に陥っています。
(特に個人運営の場合はなおさらのこと。GO.YさんのQDJa>とか、あるたみ
さんのSMASH!とかだと、計算もややこしく、それだけでも大変です)
そんな状態で企画運営を突っ込まれるともう、それだけで
パニックが起きるのではないかと思うのです。
参加者の視点に立てば、
「楽しみたい」「答えたい」最後に「勝ちたい」なんでしょうけど、
先の2点にも目を向けるならば、単純には行かない話になる気がします。
あとは、企画の性質を考えておく必要があるでしょうね。
企画者が「真剣勝負(ガチ)」の側面を強調しようとしているのか、
はたまた「おたのしみ」の側面を強調しようとしているのかを。
たとえば、ネットラと言われる架空縦断系長期企画は結構真剣勝負の
側面が強くなってしまうと思います。(あくまでも推測ですけども)
また、単発企画でも、ふじどんさんの「チャットで丼杯」(でぃーどは
一回しか参加したことがありませんけど)なども、その傾向が強いの
かもしれません。(くげさんの大忘年会はどうだろう・・・?)
一方、その中間を狙ったものは、たしでんフレンドパークや
クイズは硬派だが、演出で魅せる形になっているシベリア横断など、
みんなが楽しめるものに仕上がった完成度の高いものもあります。
そして、完全おたのしみモードとして、でぃーどごちゃ混ぜフリバ(爆)。
大きな企画のあとに、残っているメンバーに対して、速球・剛速球・
カーブ・シンカー・フォーク・穴・バカ・くりすん・鉄人といった
問題を20人そこそこでやる(実は、私はこの企画を通して、自らの
チャットクイズの運営時間やみなさんの反応をはかってました。
今だから言えますけどね(゜▽、゜))といった質の違いが存在している
と思われます。
企画中に発言が出来ない、というのは確かに
参加者からすればほんとに窮屈な感じがします。
もちろんのびのびと話すチャットのほうが楽しいに決まってます。
でも、場をわきまえるのが大人(゜▽、゜)というのも一つでは
ないか、という考え方も私の中では存在しています。
ただ、「チャットクイズ」はチャットがメインなのか、クイズがメイン
なのかという視点のズレが参加者・主催者、それぞれで
全部違ってくるような気がします。特に真剣勝負を望んでいる人に
とっては雑談は無用、という気持ちが強いでしょう。
(私も、知識系クイズのほうが得意なのですが、
分かる問題を答えられたら嬉しい、ぐらいの感覚で参加してます。
バカ問題は「そういう分かる問題」「読まれると楽しいと思ってもらえる
かなぁ?と思われる問題」を提供しているつもりです。
真剣勝負の対極にあるものがあってしかるべきなのでしょうし、
わちゃわちゃしゃべりながらやるクイズがあってしかるべきでしょうから。)
そんな気持ちがあって、私の場合は「大型企画」打ち上げ後のフリバで
いわゆる「ガス抜き」的バカフリバをいつも敢行してます。
主催者は自分の色を出そうと必死です。
(またそれだけでなく、運営だけで必死です。)
問題行動、とまでは言いませんが、場を乱す発言を起こす人を
注意している余裕まで(ひょっとしたら)ないかもしれません。
参加者・企画者全体で一つの企画を「創り上げる」。
そのためにはどのようにふるまうことが大切か、ということを考える
必要があると思います。発言もボケもツッコミも適材適所ですから。
というわけで、ばべぼの一連のこの流れ
はとても参考になるのかもしれません。
じゃす様のまとめまで含めて。
そしてえむふくさんの提議されたこの記事の一番最後の2行はいいことばだなぁと思います。
「追い出して終わる(とはいえ、脱落型の企画だとこれは受け入れて
当然でしょうし、マナー無視の人を排除という意味だと
さみしい話になりますし)」雰囲気を作り出してしまうのも、
逆に「みんなで作り上げる大会」にするのも、参加者同士の
助け合いと主催者の姿勢によるところが大きいのでしょうから。
(とはいえ、問題行動があまりに目に付いて、運営に支障をきた
していたという状況が多かったというのもある程度は
加味されるべきだとも思いますが)
あれ?マナーの話から少しずれたような気がしますが、
とりあえず、これぐらいにしておきます。
チャットクイズのマナーと、チャットのマナー、どちらも根は同じでも
その枝葉は微妙に違う気がします。この問題は掘り下げておく必要が
あるのかもしれません。(どう違うかはまたお話ししようと思います)
最後に一言。
みんな、フリバと企画をごっちゃにしちゃダメですよ。
それぞれ、色彩が全く異なるんですから。
by banijya
| 2005-01-18 22:39
| でぃーどん天幕團