ネットクイズ界を縦横無尽に駆け抜けるでぃーどせんせー、と呼ばれてます。最近は上の写真のようにクイズやったり文章書いたりしてます。ページをwoman.exciteに移したいなぁと。コメントはご自由にどうぞ。


by banijya
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<   2005年 08月 ( 6 )   > この月の画像一覧

暑かった夏が終わりを告げました。

国語のせんせであるでぃーどせんせの夏は
休みが3日しかありませんでした。
(しかも、7/8月の61日間で)

その休みのうち、2日間はなんと病院のベッドの上。

実は、こっそりと緊急入院してました。

この前の記事にちらっと書きましたが、
上の血圧が180を超えて、医者からドクターストップが
かかったのでした。(別に暴飲暴食の影響があったわけ
ではありません。ただ、過労と睡眠不足が慢性的にあったの
は事実です。体重がマイナス12kgの時点で怪しいとは
思ったんですけどね。)

脂っこい食事禁止、辛いモノ禁止、食べ過ぎ禁止。

そんな条件を出されて、つらい日々を過ごしました。



ただ、仕事は休めません。
こんな状況でも、病院のベッドの上で看護士のおねぇさんに
怒られながらテストやテキストをぺこぺこと作ってました。
絶対安静なんのその。点滴の管がついててもなんのその。

医者から食事制限がとれたあと、SAKUGEの北陸の
発表がありました。今回はここで通過すると正直なめていた
部分がありました。論文系で負けるわけがない。というか
負けるわけにはいかない。そんな漫然とした気持ちが次点と
いう結果をもたらしたのはあまりにも皮肉といえば皮肉でしょうか。

そして、九州決勝。

ここまで残れたのはやはり、SAKUさんとの問題相性が
大きいと思っています。古くはラトルウ、そしてアタック対策ペーパー。

ここでの相手は完全に年下のポリフォンくん。
アタックブやSMASHである程度は知ってるとはいえ、
負けるわけがないだろうと思ってました。

そう、勝手に北陸・中国の2冠で枠潰しつき、と思いこんでいたのです
から今更ながら笑ってしまいます。

必死に食らいついてきた相手に、私は3秒差で遅れをとって
敗退という結果になりました。

D-1という舞台を主宰して、コンマの勝負を提唱しながら
実際に自分がそういう展開で負けたという瞬間。


初めての経験でした。

今まで、私が経験してきたチャットクイズでの敗退は
明らかに自分の力不足というものを感じての敗退がほとんどでした。

クリスでクイズでの、Izaさん・ガワさん相手での負け。
第三回高校生クイズトリビュートの、準決勝での自滅。

ただ、今回は自分が分かる問題を反応速度で負けての敗退。

指の遅い私らしい、といえば私らしいのかもしれませんが、
そのショックは結果発表の画面を見て、椅子から放心状態で
崩れ落ちそうになるぐらいのものでした。

512さんのページを見ていて、ほかの予選で勝ち上がったメンバー
を見ていると、軒並み知っているメンバーばかり。

特に、自分にとって近い存在である、むしろさん、ガワさん、
くりすんなどが全国を決めている中で、というのはまた
何とも言えない気持ちに自分をさせました。



「クイズに情熱を捧げすぎなんじゃない?」

最近、そう言われることが増えてきました。

私の答えはNOでした。
今は仕事が最優先。ただ、勝ちたいというよりも
「自分が満足できる結果を残したい」という思いが
先行している感覚はあります。そういうことが、情熱と
見られるのなら私は強く否定したいな、と思っていました。


8月18日。

某ぱんだ商店さんのチャットで。

その日はぼんやりと仕事場から家までの帰りの電車内で
SAKUGEならぬSASUKEのことを考えてました。

「そういえば、SASUKEオールスターズっているなぁ」と。

SAKUGEも3年目。
そういうメンバーの中で、数々の選手を当てはめていったら
どうなるんだろう。ってぼんやりと考えていました。

そして、北陸の結果発表はリアルでそのときに知りました。

私は、PCをバージョンアップしてから新たに周りの薦めで
始めたことがあります。

それはボイスチャット。

以前まで文を打ち込むだけのチャットから、
実際に生でリアルタイムで声が聞こえるような状況。

オフ会でちょっぴり会ったことのあるメンバーとしゃべる。
それが私にとって気分転換の一つになっていました。

何が嬉しいかって、キーボードをたたくのがテキスト作成や
テスト作成に回せるという点で(苦笑)<それぐらい仕事山積み

そのときは北陸のショックはさほど大きくなかったので、
楽しく、「ああ、一点差かぁ・・・」ぐらいな感覚でした。

で、SAKUGEオールスターズをぼんやり考えた結果こんな
感じになりました。

教授=唯一の完全制覇者・元毛ガニ漁師の秋山さん(゜▽、゜)
きっどん=頂点制覇に届きそうで届かない最強の漁師長野さん(゜▽、゜)
店長=気がついたら分析がメインでセットを作りそうな
  印旛村役場の白鳥さん(゜▽、゜)
くりすん=威勢がいいだけで、第一ステージで落ちる
  なかやまきんにくん(゜▽、゜)
さっとん=皆勤賞だけど初期の方が強かった
  長谷川サービスステーション山本さん(゜▽、゜)
でぃーど。=強い強い、と言われながら第3ステージまでしか
  いけないレスキュー竹田さん(゜▽、゜)
せんりん=前夜祭など(目立つところでは)強いが意外に脆い
  ミスターサスケ山田さん(゜▽、゜)

ほんとに身内ともいってもいいメンバーでこんな形ができあがってました。

ただ、今回のSAKUGE2005、
教授は北陸大会で抜け(3年連続)、
きっどんは沖縄で一抜け(3年連続)、
店長(じゃすさま)はファイナルチャンスまわり、
くりすんは関西・四国岡山で抜けの枠潰し(3年連続)、
さっとんは四国岡山で抜け(2年ぶり2回目)、
せんりんは体調を崩して、でぃーどと同じく入院の憂き目という
波瀾万丈な状況になっていました。



そして、九州の結果が出た後。

思わず、この下の記事の様な文章を書き殴っていました。
全部、実際の出来事です。

今年は特に仕事が忙しいということもあって、脱力感というのは
立ち上がれないほどの脱力感になっていました。


下の記事を見て、たくさんのメンバーがメールをよこしてくれたり、
BLOGで反応したりしてくれました。
(みんなのBLOGを見て回れるようになったのも最近のこと
ですけどね。眠眠打破を1ヶ月に20本以上飲むような生活を
していたんで、もうそれどころじゃなかったのです。)

私の仲のいい人の一人に、ある一人の男性がいます。

普段だと、この人は勝負に熱くなり、私以上に、負けてしまったときは
ネットクイズをやめるというぐらいの勢いになるひとなのですが、
今回は私のあまりのへこみっぷりにまるで立場が逆転したかのような
メールをいただきました。内容はここでは言えません。私の胸の中に
しまっておきます。でもね、正直、嬉しかった。

ただ、あえて一文だけ。

「abcのようなシビアなクイズは、自分には能力的にも精神的にも
厳しいものはありますが、なにもそればっかりがクイズじゃなく、
まだまだでぃーどんとクイズを楽しみたいと思う人達の中の1人として、
メールを送らせていただきました。」


「勝っても負けても、これを最後にしよう。」

そういう気持ちが生まれました。
高校生クイズっぽく、4年目はない、という気持ちで。



中国大会泣きの一回。

〆切までの日々、私はとにかく失っていたタイピング速度を
元に戻すことに集中しました。

ひとえに言うと特訓です。
といっても、私はタイピングを鍛えるソフトを持っているわけ
ではないので、そこはちょっとだけ知恵をしぼりました。

ルナチャにいたメンバーには懐かしい話かもしれません。

ハンゲームの「クロスワードパズル」。

これをどれだけ短時間でクリアできるか、それで感覚を元に戻す
ことにしたのです。なぜ、そういうことをしようと思ったのか。

九州の決勝で敗れたとき、ほかの対戦を見ながらぼんやり
と思ったことがありました。

たとえば、毒路さんが答えた問題などは「4秒」で解答を
完了していらっしゃったりします。

すなわち、1問1答系の問題は「4秒以内」すなわち3秒程度で
答えないと解答権がとれないということ。

ただ、私はマウスでぺこぺこやっていたのでどうやっても
8秒以上かかります。だから6秒のポリフォンくんに負けたのです。

どうやったらそういうことができるんだろう。

キーボードのTABキーを使いこなせるまでに、そう時間は
かかりませんでした。

自分の登録番号を辞書に単語登録して、
TABキーで移動し、答えをひらがなで打ち込んで即エンターキー。


職場でも授業の合間を縫って練習しました。
TABキーで移動させながら、生徒の名前をひらがなで打ち込んで、
即エンターキー、という非常にドメスティックな方法で。

もう一つ、ボイスチャットをしていてある人からこう言われました。

「中国の泣きの一回決勝は、三連答したらいいんだから」

確かにその通りでした。


前半5問で勝負は決まる。
そう確信して、勝負に出ました。

境港と聞いた瞬間に、水木しげるさんは出るだろうと思っていたので
びしっといいスタートが切れたと思ったら、やっぱりポリフォンくん
が先に出ていました。私のタイムは6秒。特訓の成果は出ていたよう
に思えます。

そのあとの問題を3連答できて、結果的に中国大会で勝ち抜けることが
できました。

某ねぇさんのBLOGをみたのはそれからです。
当時、モトドンさんとボイスチャットで会話していて、さぁ
寝るかと思って、最後にBLOGを見に行ったら・・・。



やっぱり、泣いちゃいましたよ、はい。
関東、がんばってよかったと思います。
結果は中国で抜けたんだけど、自分の精一杯は通じていたんだって。




さっき、家から電話がありました。

ある人から結婚式の招待状が届いたそうです。

ギリギリまで考えて返事を出そうと思います。

行くにしても、行かないにしても礼儀は尽くしたいんで。



私は、あなたにとって恩人って呼ばれるほどでもない
ただのハイエルフ。でも、私にとってあなたは、
かけがいのない友人だなぁって思えています。

うん、友情っていいなぁ。しみじみ。


職場のパソコンより。でぃーど。

(夏期講習最終日、まだ家に帰れてない_| ̄|○ )


追記。

今朝、ある人から届いたメールにはこう書いてありました。

「結局、SAKUGEにおいて、一番根性入れてるでぃーどんが
ミスターSASUKE山田さん状態なんじゃないの?」

否定できそうにない今日この頃です。
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by banijya | 2005-08-31 20:50 | ネットクイズよもやま話

精神不安定。

SAKUGE2005、北陸。

運命の一票差。

SAKUGE2005、九州。

決勝で敗退。



司会の二人には申し訳ないけど、
今年のSAKUGEは私の中では終わりました。

いやはや、甘かった。

で、中部大会の概要見て何も燃える気持ちが
起こらない自分に苛立ってます。
なんだろ、絶対に勝ってやるとかいう
モチベーションにちっともならないのよね。


というわけで、
いま、でぃーどさんはやけ食いを始めました。

チップスター4缶。
プリングルス2缶。

なか卯の丼3杯。

天ぷらうどん2杯。

もう、何もかもよくなってきた気分です。
かかりつけのお医者さん、ごめんよ。

血圧200を超えてもいいや。



今のでぃーどに近寄るな。

・・・・死にたくなければな。(邪笑)


たまっていたものが全部吹き出してきた、そんな感じ。

はぁ、なんだろね。やっぱり悔しさもあるけどふがいなさも
あるなぁって。もう、ほんと誰かさんじゃないけど引退を
本気で考えてます。

さすがに、つらいわ。

仕事も忙しいときに、このボディーブローは厳しい。

去年は、こういう感じの時に関東で通過を決めたので
ふわっと呆然としたけど、今年はもう、なんだか全ての
気力が失われたような。

うん。

今、いろいろなことを決めました。

クイズってやっぱり、精神的余裕(人生の余裕)が
あるからこそできることなんだなぁって。

日常の情報もチェックできない状況では
もう、解ける問題も解けなくなるんだなぁと。

さらに、タイピング系でやられた、文筆系でやられた
というのはねぇ。

もう、これ以上書けば書くほど惨めな気持ちが膨らむので
やめときます。


なんか、いろいろなことに疲れた。
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by banijya | 2005-08-24 00:27 | ネットクイズよもやま話
まぁ、何がきっかけでこういうことを書こうと思ったかは
察してください。

様々なところでいろんな意見が出てますが、あえて
ちょこっとだけ書いておきます。



先日、ある大会でウイニングアンサーが「殺人事件」を
題材にしたものに(結果的に)なりました。

それが「中高生対象」のものだったから、特に大学生・
社会人を中心とした大人の層を中心に反応を示す人が
結構多数現れました。

先に断っておきますが、別に私は論争をやろう、
と言っているわけではありません。

ただ、どこを見ていても「確かに一理あるけど……」
と思うことばかりなのです。

まず、過敏な反応を示した大人の立場から。
「倫理的によろしくない」確かにその通り。
中高生対象なのだから、「健全」であってほしいと
願う気持ちはよく分かります。しかし、現実問題として
2004年には大学生最高峰の大会ともいえるものでも
「事件・社会問題ネタ」はウイニングアンサーになった
こともありました(通り魔のアレとか)。すなわち、
「中高生対象だから」という「年齢限定」はあくまでも
「大人の視点」で見たもの、いわゆる「PTA的とらえ方」
であって、現実はそれを出題(少なくともクイズの題材としてきた)
はかつて(つい最近でも)あったはずです。

だから、正直、そういうことを言う資格にはない、というのが
現状でしょう。(ま、少しは提言すべきなんだろうけど
聞く耳持たないという姿勢は少なくとも年少者に対する姿勢
ではないと思われます。コレは日々、子供と接している教育経済学者
としての私の感想ね)

で、一方そんな問題を出したという主催者の立場から。
事件、とまでは言わなくても、クイズの現場ではそういう問題が
たくさん出題されているのは事実です。ですから、今回その
問題を作った人も某氏と「阿部定」の話をしていたときに
そういうものを思いついて作ったそうです。
決勝に回したのは、主催者としての難易度判断からだそうですが
でも、こういう形でウイニングアンサーになったので一気に
ネットの世界で大々的に流れてしまったわけですから。
その波紋は本人たちの気持ちを遙かに超える形になったでしょう。
時事的な知識かもしれませんが、「情報/知識」を問うクイズ
大会の現場では十分なクイズ問題であるとも言えます。
(あ、遺族の気持ちを考えろとかいう意見は放置ね。
そら、被害者感情なんてこの場で言い出したら法廷闘争に
なってしまうから。ちょっと今回の一件では脇道に逸れすぎるし)

というわけで、最後はそれをはたから見る第三者の立場から。

私自身はそのウイニングアンサーを見たときに、
すごい問題を出したし、またすごい問題をよく正解できたなぁ
と感心したタイプの一人です。

事件的なものもいつかは歴史的事項として教科書に載る。
それが時代の流れなのです。

今回のその問題も「現代社会」というジャンルの1問という
とらえ方ができるのですから。

ただ、クイズ界は正直、倫理的にまずいと思われる問題を
極力さける傾向がありました。具体的に言うと、殺人・事件・
ギャンブル・風俗など、いわゆる裏社会的な問題はクイズとして
さほどテレビクイズにおいては出題されなかった
という背景があります。
(それこそ映像と倫理の委員会的観点からね)

いわゆるクイズ界の「自主規制」的側面であると言えるでしょう。
ただ、その部分がいい意味でも悪い意味でも崩壊しつつあります。

ジャンルの多様化により、そういったものもクイズの「題材」と
なる時代になりました。いわゆる基本五ジャンルだけでなく、
カルト的なジャンルも十分にクイズの題材となる時代になります。

だからといってそれがどこまで許されるか。

今回の一件は意外に大きいことだと思います。

ただ、大人の視点として一言。

境界線はあったとは思うよ。
決勝で出すレベルの問題ではあったと思うよ。
だからこそ、答えた人はすごいし、それは高らかに讃えるべきですよ。
クイズ界が悪い、って簡単に社会のせいにはしてほしくないけど
(社会を作り出すのは個人なのだから)、それでも、これは
おーるおっけぃにはできない微妙な問題ではあるのです。

クイズの題材には何でもなる。
けど、仲間内で出せるものと出せないもの、
オープン(これを神格化する気はないけど)で出せるものと
出せないもの、そういう部分は漠然とだけど少なからずあると思う。

いわゆる「先生は怒らないから、言ってみな。」
というラインがきっとあるはずとは思うけど。

それだけは、分かっておいて欲しいなと。

大人だから、子供だから。
いわゆる「~~だから」って限定をつけることはない。
人間なんだから。そういう部分を論拠にすることもない。
この問題に年齢の差は問題根拠には絶対にならない。
それだけは断言しておきたい。

是非はそれぞれが己の心で考えよ。
先を走る者の背中を見て、後の者は追いかけるのだから。

それが、先を走る者の務めじゃないのか?

そんな風に、今、漠然とですが感じています。

夜クイやバカ問をたくさんつくって出題するハイエルフだけど
そういうところはある程度気は配ってるつもりです。
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by banijya | 2005-08-18 00:21 | でぃーどん天幕團

約束の重み。(前編)

初めまして。シェールです。

正式には「セリス・シェール」です。
え?これってもしかして・・・ですって?
そう、実はこれなのです。

で、誰かさんがFF6の小説書いてましたね。
大学院試験で止めちゃって、で、気がついたら
大学院卒業しちゃってたという(笑)。

私、シェールはティーエさんとこの
「パネルクイズアタック25筆記対策塾」しかこの名前でやってません。
なぜかって・・・?
それはまた、あとでお話します。

では、話を戻して、スルノカに参加したときのことを書きますね。



2月某日。

ぼんやりと、大学院を卒業する間近、第2回アメリカ横断スルノカ?
クイズの募集告知が出ていた。

第一回のログページを見る。そこでは
青杜さんが、豪快に勝ち抜いていた。

そして、高らかにニューヨークで凱歌をあげたあと、こう宣言していた。

青杜:「はい、チャンピオンの名に恥じない戦いを見せたいと思います!」

第一回のスルノカはまだ、海のものとも、山のものとも見えず、
そして、数あるネットウルトラの中で、完結しきれてないものも
あるなかで、主催者ひでぽんさんはきっちりと3ヶ月で行うという
ことを有言実行した。

「ここなら、自分の今の正確な力が測れるかも」
そう素直に思った。
そして、こんな風にも思った。
「若い者に対して大きな壁になりたい。」
そう思ったときには、全ての登録をすませていた。ほんと無意識に。

参加申し込み用紙を出したあと、主催者ひでぽんさんから
一通の手紙(めーる)が届く。

「近似地クイズ当たってます」Σ( ̄□ ̄;)

ちなみに、参加申込用紙に「近似地クイズ」は適当に
書いてしまってました(w

第一回の開催地・四国に形が似てる場所。

もう、一つしか思い浮かばなかったのです。

どうでしょうバカにとっては即答できる場所。

そう、オーストラリア。


ひでぽんさんの新婚旅行先であり、どうでしょうの初の
海外ロケの場所であり、そして、13回ウルトラの地。

今回の旅は、私とひでぽんさんとお嫁さんの3人だけが
行き先を知っている旅。そしてそれに付随してやってきた
第二次予選免除、っていうのは
望外の喜びだったけど、でも、私は勝手に一人まだ見ぬ本土に
思いを馳せていた。

この時の私は、まだ、今後の旅がいわゆる「絆」を深める旅に
なるとは思いもよらなかった。

東京ドームで雄叫び。
ひでぽん「みんなニューヨークへ行きたいかー」
全員「おー」
といっても、これだけたくさんいる中でそこまで残れるのは
たったの二人。今回は周りを見渡しても正直、知っている顔が
何人もいる。
鰺ヶ沢のお祭り貴族くげさんや、熊本の恐妻家ティーエさん、
そして大阪の勇士きっどん、SAKUGEでおなじみの陽気な泡さん、
さらに、前回チャンピオンの青杜さんなど、そうそうたる面々。
とりあえず、一個一個目の前の関門をくぐり抜けようと誓う。

そして、成田第一次予選。
問題をみてすっころぶ_| ̄|○ (w

周りの反応も以下同文だった。
ここで、第二次予選免除の発表。正直照れくさい(⌒▽⌒;)。
でも、素直にうれしい。本土の目的地発表クイズを正解したのは
実は二回目。一回目は某注射芸人の「ラトルウクイズ」だった(笑)。



成田第二次予選(じゃんけん)をぼんやり見る。
一人勝者席で待っているというのは不思議な気持ち。
4回目のじゃんけんで一抜けで勝ち上がってきたのはマリオくんと
ブラックくん。明らかに自分の教え子と同年代(w
とんでもない旅になりそうだとここで早くも痛感した。

私がマークしていた猛者たちも次々と勝ち上がってくる。
ただ、アタックブの顧問刃さんや、ポリフォンくんなど
結構なメンバーがここで涙をのんだ。やはりじゃんけんは水物だ。

グァムに向けて飛行機で出発。
パスポートを眺めながら、私はあの日のことを思い出していた。

1998年8月30日。
シェールは本当に東京ドームにいた。
50453人のうちの一人。
会場のど真ん中には福留功男さん。
「6年間、お待たせいたしました」

この言葉でもう涙が流れていたウルトラ馬鹿だった。

国内突破を夢見て、挑んだ今世紀最後アメリカ横断ウルトラクイズ。
私の夢は3問目ではかなく散った。

そして、再びウルトラが開かれることを夢見て、私は戦場を
ネットウルトラの舞台に移した。

ただ、強くなりたい。

ただ、人が憧れる人になりたい。

そうやって自分で作って積み重ねてきた問題数、約15万問。
いつか、自分でもそういったものの主催の立場に回れるように。

でも、それには自分の中で一つ勲章がほしかった。

今、スルノカに挑んでいるのはそのため。

ネットウルトラで一つ頂点を極めたい。
小さい世界の話かもしれないけれど、今の日常からすれば
これでも十分大きな話だった。




第1チェックポイント「成田→グァム」。
ここではペーパークイズ。

ペーパーにはなぜか自信がある。
今まで、辞書とか事典を読むのが趣味だったせいか、
知識量は格段に多くなった。(その分指が劇的に遅いけど)
だから、ここは問題なくいけるだろう。あわよくば
ペーパートップも、と思っていたらなんと・・・
近似値クイズ10連発で_| ̄|○

知識系ならまだしも、さすがにわからない問題が連発。
終わってから久々に手応えが全くなかった。

グァム国際空港に到着。
そしてブーブーゲートが設置され、いきなり発表。

早押しで対決することになったらいやだなぁと思っていた
ルックスくんがなんとペーパーで落ちて戻ってきた。
一方のなめくじネコくんは勝ち抜け。
問題傾向に合う合わないが如実に出ていると痛感した。

そして自分の番。

・・・・なんとか勝ち抜けた。
でも、くげさんにペーパートップをとられる_| ̄|○ 。

そのあとは流浪の民さんが飛行機へとぼとぼと
戻っていったが、マークしていたメンバーはほぼ全員
残っている。ほんとにキビシイ戦いになると痛感した。



第2チェックポイント「グァム」。
誰がなんと言おうと、ここはドロンコ○×クイズなんだ。
と思ったら「A」「B」のパネル。
ほぇ?と周りと顔を見合わせると、なんと2択クイズだとのこと。

まわりがざわざわする中、ちょっぴりほくそ笑む。
知ってるか知らないかだけなら、知識量で押し切れるはずだし。
逆に突拍子もない○×だったら怖いなと思っていたのでらっきぃと思う。

いきなりなめくじネコくんが泥につっこむ。
そしてマリオくん、パニックブルーくんが泥に突っ込んで
私の番。とりあえず白いお肌を強調(笑)。
そんな私に出されたのはこんな問題。
「グアムの空港の空港コードはどっち?
 A GUM   B GAM」

GAMだったら「ガンビア」とかのはず、と思ってAに飛び込んで
無事に正解。うん、なんとか知識で導けた模様。

このあとくげさんが泥に突っ込みなんと18人中9人が泥。
2択は怖いとほんとに実感。
(だからSAKUGEの9合9勺も怖いのよね)

勝った、と思ったらなんてことはない、そのまま飛行機へ。
私の隣はねきさん。見事に泥まみれのままで座席に座っている(笑)。
よくカンタス航空が許してくれたものだ(爆)。

ここでは、連続不正解だと地獄をみるクイズ。
2分でさっさっさと解いていかないとダメなので、結構
大変なクイズである。問題配列も怖い。

とりあえず進めていくなかで、1問目を間違っただけで
なんとかしのいでいる模様。ところが・・・
「月の出、月の入の基準となるのは?
 1 月の上端が地平線にかかった時
 2 月の中心が地平線にかかった時
 3 月の下端が地平線にかかった時」
この問題から一気に風向きが変わる。
私は相変わらず理系問題ができない。

「百人一首の詠み人100人のうち、肩書きに天皇とつくのは何人?
1 3人 2 5人 3 7人」

こんな文学問題も間違える。「~院」も天皇と数えてしまって
きれいに7人と答えてしまった。あわてているから読み間違える。

連続2問不正解、さらに、次の問題をパニック状態のせいか、
なぜか無回答。あわてすぎ。

これで一気に土俵際に追い込まれた気分がした。

なんとか次の問題を正解し、連続誤答は3問で止めたがもう崖っぷち。
ラストの問題を間違えたが、何とかポイントは残すことができたので
勝ち抜け。ほんとにひやひやした。あわてるとろくな事がない。

ここでティーエさんがパラシュートで消えていった。
もともと、シェールはティーエさんとこだけでのハンドルネームの
つもりだった。ところが、ハイエルフ名義で琴線の触れたクイズに
参加していると結構マークが厳しい。だから、最近は自分の中で
様々なパターンを作って、楽しめるようにしている。

ティーエさんとは思い出がありすぎてここでは書ききれない。
うん、ほんとに一言では言えない。
そういうものなんです。はい。



第3チェックポイント「ゴールドコースト」。
本家ウルトラでは「ライフセーバーのようなものクイズ」だった。
だから、おそらく団体戦なんだろうなぁ、と思っていたら
目の前に現れたのは2台の早押し機。

対決クイズ。しかも所持金別。

これはきつい、と即座に感じた。(所持金を少し多く書きすぎたため)

相手は絶対に強烈な人になると。

というわけで、呼ばれるまでは個室で待機。
大分、時間がたってから呼ばれた。
自分の頭の中では当たりたくない相手が軒並み並んでいる。
そして、ビーチにたどり着いたとき、
そこには青い帽子をかぶったきっどんが待ちかまえていた。

正直、ここでは当たりたくなかった。

ひでぽんさんとのインタビューを受けながら、
私はSAKUGE2004の決勝を思い返していた。

SAKUGE2004決勝。
そこには2年越しの夢に燃えるきっどんの姿。
そして、応援席には私とさっとんとじゅにちんさん。

そう、くげさん・SAKUさんを前に、富士山の頂上で
最も勝って欲しい人として、私は応援席に着いたのだった。

結果、きっどんは勝利の女神に微笑まれなかった。

でも、私には悔しさと安堵感と、様々なものが去来した。

きっどんにとって、SAKUGE優勝は早いのかもしれない。
また、そんな場にまで勝ち残れなかった自分もまだまだ甘い
のかもしれない。運命の女神はそう判断してwaさんに優勝を
与えたのかもしれない。

忘れ物を取りに行く。
そのための武者修行としてスルノカに挑んでいるきっどんに
対する。私とは、リアルでも会ったことのあるきっどん。

心を鬼にするしかなかった。

そしてその時ベスト8まで行って負けたのがひでぽんさん。
様々に運命の円環に包まれているのがここ2年のネットクイズ界。
でも、今はただただ目の前の最大のライバルを潰す。

静かな気持ちで早押し機に親指を置いた
(私は親指で押し込みをするので)。

問題
「座右の銘は「すべての道はM字に通ず!」「総統に代わってお仕置きよ!」。」
思わず反応してしまった。
お仕置きよ、だけで。セーラームーン方面、えっとそんなこと
言いそうなのは誰だっけ・・・。あ、きっとあの娘だ。うん。
アイススケートのあの娘だな。あれ?名前なんだっけ。
とおもっている間に名前が出てこない。
あんどう、なんだっけ・・・?(大パニック状態)

結局出てこなかった。

ひでぽん:「得意技はM字固め、M字ビターンなど。
ハッスル7では小川直也をKOした…
高田モンスター軍NO.2といえば誰?」

インリンさまか_| ̄|○

問題
「骨切りという独特の調理法でも知られる、」
見事に押し負ける(苦笑)。

これで崖っぷち。

一問スルーを挟んで

問題
「非常に多くのものがあることを表す、
 江戸なら町、」
きっどんが押した瞬間「終わった」と思った。

ところが
きっど「八百万!」ぶー。

このきっどんのはやとちりから事態が乱戦模様になってきた。

2問スルーを挟んで

問題
「ベートーベンの交響曲第九番、第4楽章の作詞をおこなった」
指が思わず反応してしまった。
最近は稜藤さん対策として、必死にクラシックを勉強している。
その成果がここで出た。

「シラー」
稜さんのようにフルネームではいえないけど、
今の私にはこれでも精一杯。必死の防戦が続く。
何とかきっどんに追いつけた。
次の問題は2行目が見えた瞬間に行こうと決めた。

問題
「1986年創業。2003年の年商は705億円。
本社は長崎県佐世保市。社長は高田明。」
ぎりぎりで押し勝てた。思わず、こう叫んでいた。

「きっどんごめん。ジャパネットたかた!」

なんとかきっどんを振り切った。
そのあとに残したコメントは本心からのコメント。
戦ったあとのVTRで見て思い出したくらい、夢の中で戦っていた。

「きっどんは私の中で最も決勝で10○対決したかった人なんで、
こういう形ではやりたくなかったです。で、これで一つ、
戦っていく意義と勝ち残る意義が出来たと思ってます。」

我ながらいいこと言ってるよ(藤村D風)と思った。
きっどんから緑のちゃんちゃんこを受け取る。
去っていくきっどんをぼんやり見つめつつ宿舎の個室に帰り、
倒れ込むようにベッドに横になった。
そのまま眠ってしまったため、そのあとの敗者復活の様子は知らない。

ところがモーリーに行くときにはきっどん、陽気な泡さん、512くん
が復活。緑のちゃんちゃんこを1日だけ預かって、きっどんに返却(w



第4チェックポイント「モーリー」。

えっと、森崎博之リーダーはどこだ?(モーリー違い)

草原は穏やかな気持ちになります。
シェールは緑色が大好き。
ぼんやりと森や草原に囲まれるとほっとするのです。
・・・虫はキライですけど_| ̄|○

一個だけ違う文字を探す。
こういう形式は負ける気がしません。本職だもん(謎)。
誤植探しは得意なのです。が、目がちかちかしたのも事実(苦笑)。

あっさりと1抜けヽ(^∇^)ノ
こういうステージばっかりだと嬉しい。

ここでhくんとマリオくんが敗退。
残ったメンバーは濃い。



第5チェックポイント「ブルーマウンテン」。
やっぱりというか何というか大声クイズ。

正直、タイピングクイズは苦手。
問題の正解を導き出し、さらにタイピングをして、
条件の合うような形にするのは頭がぐつぐつする。

1問目、さかなへんの漢字。
難しい漢字ばっかり思い浮かんで撃沈_| ̄|○
なぜに一個目に思い浮かんだのが「鱚(きす)」なのか
そんな自分の脳を小一時間問いつめたい。

2問目はタイムオーバー。
3問目、にんべんの漢字は結構うまくいったと思ったら
きっどんに差しきられる_| ̄|○
4問目もタイムオーバー。
5問目もおっきな声で叫んだけど、
陽気な泡さんに差しきられる_| ̄|○

というわけで、ここまで全くいいところなし。

で、6問目から作戦を変更した。
難しい問題を確実に拾いに行く作戦に変更。
リアス式海岸のリアスの元となった国を確実に拾ってリーチ。
ところがRのある月は、で思わず叫んでしまって誤答_| ̄|○
ここで、難問しか行かない、という気持ちに拍車がかかる(w

福島の矢祭町を正解して(ニュースは見ておくものだなぁと)、
最後、国語問題(沽券)を無事に正解して通過。

前回1抜けの勢いなど全くなくなっていた。
うん、やっぱり確実にがんばるべし。



第6チェックポイント「シドニー」。
このへんからひでぽんさんは完全に第13回アメリカ横断ウルトラクイズ
をフューチャリングしてる、と気づく(遅い)。

となると、ここではインスピレーションクイズだなと予想。
見事に的中。競馬もこれぐらい気持ちよく当てたい(マテ

というわけで「ジェームズ=ヒデポーン2世」による
お絵かきクイズ。割と順調に答えられる自分にちょっとびっくり。

なんとか7p積み上げて4位通過。
で、きっどんとハクホウクンさんが残される。

そこから10問以上もサドンデスがあったらしい。
私たち勝者一行は先に次のフィリップ島へ。そして準決勝はメルボルンへ。

残ったメンバーを見渡しながら、きっどんの勝利を祈る。
ぼんやりと飛行機の窓から外を眺めながら。

ちなみに、私の隣の座席のくげさまは相変わらず呑んでいた(゜▽、゜)

<後編に続く。>
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by banijya | 2005-08-12 15:38 | たびのにっき。

約束の重み。(後編)

第7チェックポイント「フィリップ島」

残ったメンバーをじっくりと眺めてみた。

私の右隣、青杜さん。
前回チャンピオン。早押しの速度は一級品。
知識量もある。ただ、アメリカ在住らしく、カタカナ言葉の答え
にならないと若干躊躇するところがあるのでその間隙をつけば勝機はある。

一つ席をあけて、くげさま。
呑んでばっかりというわけではなく、クイズに賭ける情熱は一級品。
ただ、勢いにのせると手がつけられない。反面、意外に勝負弱い
一面を持つ。私とは得意ジャンルがかぶるので決勝でぶつかると怖い。

一番左端、陽気な泡さん。
SAKUGE2004、第4位。
確実に勝ち進むスタイルは私と似通っている。
ただ、勝負の際には足が鈍る。つまり、待ちの姿勢になりやすいのが
陽気な泡さんの特徴。先手を打って仕掛けられると、
手が躊躇することが多い。


そして、残った私の左隣の席。

私は、きっどんが来るんだと思っていた。いや、願っていた。
だがしかし、それは叶わなかった。

「ハクホウクンさんが入室しました」

拍手はしたが、あまり気乗りはしなかった。
若干心が折れそうになった。
ひでぽんさんが私に話を振ってくる。

ひでぽん「今の率直な気持ちはいかがですか?」

素直な気持ちを記した。
「負けられない戦いになりました。はい。」

ひでぽん「きっどさんから、ちゃんちゃんこと
あなたへの伝言を預かっております。」

Σ( ̄□ ̄;)←これも素直な気持ちだった(笑)。

きっどん「シェールさん、ゴールドコーストの約束どおり、
優勝してください。約束ですよ。」

大きな約束をしたと思った。緑のちゃんちゃんこは
やっぱり何か大きなものを感じる。

そしてそれはきっどんとの2度目の約束。
単なるネットクイズなのに、本当に一緒に旅をしてきたかのような
そんな不思議な気持ち。それを実感している自分がそこにいた。

準々決勝・パートナークイズ。

2番手押しまで可能。指の遅い私にはありがたい形式。
じっくり待つというタイプではないが、押し負けてもいい、
という気持ちが精神的に私を穏やかな気持ちにさせた。

誰と勝ち抜けたいか。
残ったメンバーで一番手の内をわかっているくげさんにした。
きっどんが去ったあと、決勝で一番戦いたい相手になった。
こんな呑んでばかりの鰺ヶ沢芸人だけど、やはり戦い甲斐のある
相手ではある。のこりのメンバーもひとくせもふたくせもあるが
このお祭り貴族にはまだまだ及ばない。

きっどんを破って勝ち上がってきたハクホウクンさん。
正直、よくわからない人だ。
強いのか、弱いのかも不明。
正体もわからない。何ともいえず不気味で気持ち悪い。
ただ、パートナークイズではこの人を潰す、という気持ちで
挑んだ。変な言い方をすれば、きっどんの敵討ちといったところ。

スタートして2問。
全く反応できないスロースタートぶり。
その間にささっとポイントを稼ぐ周囲。てか特にくげさま(笑)。
何とか3問目で「くじら」で初正解。
4問目、シーザリオを押し負ける_| ̄|○
このあたりから、とりあえずパートナーは誰でもいいから
答えられる問題は暴発気味に全部押していこうという思考回路に。

そうこうしているうちにさくっと青杜-ハクホウクンが勝ち抜ける。
ここで少し気持ちがとぎれた。
残った相手はくげさま、陽気な泡さん。
ポイントは同じ。となると・・・。作戦は決まった。

問題
「主な作品は「虚人たち」「夢の木坂分岐点」や」

この問題は一行目の段階でわかっていた。
ただ、どうしても確定ポイントを出させたかったので
次の行の一文字目が見えた瞬間に押しに行こうと決意。
何とか作戦は決まってリーチ。
これで精神的に陽気な泡さんを追いつめる。

問題
「日本の天気記号で
 二重丸はくもり、では
 地図記号で二重丸は?」

二行目の時点で、そのまま別の天気記号に行くか
はたまた地図記号に行くかぴんと来ない。
でも、次の行で確定はできるはず。
そう思って勝負に行った。

結果的に、陽気な泡さんを振り切った。
陽気な泡さんの敗因は本人が言われる知識量の差ではなく
作戦負けの部分が強いかもしれない。
SAKUGEで4位は知識量の部分だけではないのだから。




準決勝「メルボルン」
スルノカ?風通せんぼクイズ。

誤答ルールとポイントリセットが少し特殊。
押して押して、という形では攻められない。

2問目のオパールを押し負けたときに少しいやな予感がした。

準々決勝から準決勝は連戦。
実はこのチャットクイズで連戦という形式に私は弱い。
古くは「欧州縦横断クリスでクイズ」、そして最近では
去年の「第三回高校生クイズトリビュート」もそうだった。
集中力が続かないのである。

3問目、暴発気味に行ってしまい誤答。これで通過席に
誰かが行くまでお休み。でも、そういうときに限って
わかる問題が立て続けに来る(苦笑)。

くげさまがみんなの誤答で雪崩式に通過席へ。
そこでは誤答があったり、スルーがあったりでなんやかんやで
この問題。

問題
「F1グランプリで唯一」

くげさまの早押し機が反応した。
私にとってはここは確定ポイントではない。
なぜか?問題が様々な方向に流れるからだ。
「日本人としてファステストラップを出したのは誰?」でも
「南米で行われるグランプリは?」でも
「国名と大会名が一致しないグランプリは?」でもいいのだから。

ところがくげさま「モナコ」。

なんと一抜けΣ( ̄□ ̄;)

続きはこう。
「トンネルがあるコースを使用するのは何グランプリ?」

やはり、くげさまは勢いに乗ると手がつけられない。

ここからは自分の勝負。
でも、通過席には立つがなかなかあと一歩が踏み出せない。
残りの二人も通過席に立つが、阻止されてで文字通り三つ巴の
争いを呈していた。

ここを抜け出すためには・・・。

自分の中で、クイズ完璧主義風に一気の3連答でいく、という
気持ちが芽生えた。

青杜さんの通過席を「百条委員会」の一行押しで潰し、
アメリカにあるのはどっち?という問題も青杜さんに押し勝って
通過席へ。

そして最後・・・。

問題
「全国の報徳神社に祀られている、
 倹約の精神で知られる
 江戸後期の農政家は誰?」

思わず指が反応した。
倹約の精神。
農政家。
頭の中で小学校の銅像が思い浮かんだ。

「にのみやきんじろう!(二宮金次郎(尊徳))」

二人を押さえきった瞬間だった。

最後、私が3連答できた部分、よく考えてみると
漢字で答える問題。さらに、アメリカ在住の青杜さん相手に
アメリカの地名問題で押し勝つ幸運。
そして、前回チャンピオンという重圧が彼を包んだに違いない。

ハクホウクンさんは通過席に立ったときに勝負にいけなかったのが
おそらく敗因。通過席で勝負できないと通過クイズは勝てない。
それを体現した人が、私の決勝の相手となった。


メルボルンからロサンジェルス経由で
ニューヨークのニューアーク空港へ。
カンタス航空とアメリカン航空の提携便のビジネスシートに
身を沈めながら、ぼんやりと私は窓の風景を眺めていた。

私から遠く離れた窓側の席にはくげさま。
今どんなことを思っているのだろうか。

さっき、フライトアテンダントのおねぇさんを酔った勢いで
口説いていたから、十二分に旅を満喫しているんだろうけど(邪笑)。

ニューアーク空港に着いたのは現地時間の21時。
そこからホテルに入って、翌日は時差ぼけをとるためぼんやり。
そして、決勝はその次の日、とのことになった。

決戦前日。
くげさまと分かれて、私はたった一人でニューヨークを
動き回っていた。ウルトラ、ではなくってネットウルトラ
でたどり着いてしまったニューヨーク。
人混みが苦手なのに、思わず気持ちが浮き立って散策。
まずは、ネイサンズでホットドッグを15本ほど完食。
うん、食べ過ぎで気持ち悪い_| ̄|○

そして、夜はニューヨークマディソンスクエアガーデンで、
シルクドソレイユの舞台や、ミュージカル「キャッツ」。
ニューヨークから見える東海岸の潮風を夜霧とともに満喫。

34人いたはずなのに、今はニューヨークにたった一人。

ロマンチックな気持ちに浸っている間に、夜がしみじみと
更けていった。明日は後悔しない戦いを。ふかふかのベッドに
身を横たえつつ、静かに休息。



決勝「ニューヨーク」。
お昼はまず、ヘリコプターの撮影からだった。

ひでぽんさんの放送にのせる声が聞こえる。
そして、目の前には遠く離れているように見えた
自由の女神の姿。

ここまで、長かった。

そんな風に、ぽつりと思った。


夜の帳りが、ニューヨークを漆黒の闇へと包み込む。
でも、マンハッタンの風は心地よく、私たちを包み込んだ。

決戦の直前。
食事は各自バラバラでとった。
私の目の前にはオージービーフのステーキが4枚。
食べ過ぎ、とも思いつつ全部平らげた。
(一方のくげさまは泡盛に焼き鳥だったらしい(笑))

個別に与えられた船室で、私はひっそりと着替えた。

くげさまは、最後の戦いにSAKUGEでおなじみの
公家さま衣装で来るだろうと。

私は最後の戦いは、この服にしようと思っていた。

緑の戦闘服風カクテルドレス

長いロングブーツがまぶしい。プリンセス号の階段を
昇る時には絶対にすっころびそうな靴。
さらに、空港の税関で通すのにちょっと手間取った鎧(笑)。

そう、ハイエルフ衣装ではない鎧をスタンバイして決勝で
着ようと思っていたのだった。

「時間です」との声に弾かれるように船室を出た私。

そこには、スーツ姿に身を包み、こちらの服装を見て
口をあんぐりと(゜○ ゜)あけたあと
Σ( ̄□ ̄;)と驚くくげさまの姿があった(笑)。


ひでぽんさんとのインタビューに答えながら、様々な思いが
胸に去来した。くげさん相手の勝負は、実は2回目。
1回目は、「くげさま・Go.Yさん・モトドンさん・シェール」で
アタック25をやって、くげさまに20枚近くとられるという
シャットアウトをやられている。

勢いにだけはのせない。そして、相手よりも必ず先んじる。
それだけを念じて、早押し機に親指を置いた。

1問目「ウォール街」。なんとか正解。
2問目「ロックフェラー」。くげさまに答えを言われて思い出す。
ひでぽんさんはご当地問題を必ず2・3問は入れてくることを
このときやっと思いだした。

3問目「容積率」。くげさまに押し勝つ。
4問目「レギュラー」。くげさまが読ませ押し的に正解。
これはタイミング的に仕方ない。

一進一退の攻防。でも、次の問題で少し流れが変わり出す。

問題
「元気に育っていた赤ちゃんが、
 ある日突然死亡するという
 乳幼児突然死症候群。
 アルファベット4文字に略すと?」

ここでくげさんが反応「PTSD?」不正解。

私は、相手が誤答してマイナスになると、差は2倍になるという
考え方をしている。1ポイントマイナスは、それを乗り越えるために
さらに相手を追い越すためには2ポイント、すなわち2倍になる
という考え方である。この瞬間、私とくげさまには点数上は
「+2対+1」でも、「+4対+1」ぐらいの気持ちになっていた。

で、次の問題。

「問題
 宋の杜黙という人の詩が
 詩の決まりに沿っていない物が多い事が言葉の由来
 である、仕事などで誤りの多い事を
 <ここで反応>
 漢字2字で何という?」

結果的に読ませ押しになったが「杜撰」を正解し、少し差を広げる。

ところがくげさまもしぶとい。

問題
「関西で利用されている鉄道のIC乗車券、
 「ICOCA」と「PiTaPa」。利用額に応じて
 後払いで精算できるのはどっち?」

をなんと勘で正解_| ̄|○

やばいやばい。勢いに乗りそうだ。
さらに次のメロンを正解して、一気に追いつかれる。

こっちは次の「岐阜県」を正解したが
「タタミイワシ」の問題で暴発してしまい、同点のまま。

くげさまも、「大リーグ」の問題で誤答し、ここまでは
まだまだ流れがどちらともに向いていない。

ただ、ここから私の指の反応がよくなってきた。

問題
「歌舞伎などで使われる、
 黒、柿、萌黄の」

「定式幕!」

問題
「新聞1面のコラム欄。天
 声人語は朝日新聞。では編」

「読売新聞!」

問題
「ベトナム語で「刷新」」

「ドイモイ!」

なんと普段では考えられない1行押しまで敢行して3連答。
これでくげさまとの差は4ポイント差に。

くげさまも「和田」を正解して、まだまだといった印象。
でも、私の勢いも止まらなかった。

問題
「囲碁で碁盤の」

「天元!」

問題
「最近人気の外国人、
 ボビーオロゴンの」

「ナイジェリア!」

ことごとくくげさま相手に押し勝つ。指が遅い、という自分は
結局自分自身、そうだと思いこんでいるにすぎない。
それを乗り越えるには、確実な知識とそれを瞬間的に
導き出せるかだけだと痛感した。

ここで私は+8。
くげさまはここから1行目での勝負を賭けてくる。

問題
「1909年10月26日、ハルビンで」

くげさま「あんじゅうこん」

これも伊藤博文との二択になるのだが、くげさまは正解を引き当てる。


そして事実上くげさまを追いつめたこの問題。

問題
「現在の相撲の国技館は両国国技館。」

「蔵前国技館!」

あとで、くげさまが一番の敗因にあげていたのがここだった。
この問題で私はリーチ。くげさまとは5ポイント差。
くげさまはとにかくチャージをかけてくる。

私はわかる問題が来るまでじっくり構えようと思った。
でも、それがとことんまでくげさまに押し負けるモードに。

6問連続で解答権がとれずに、出てきたのがこんな問題。

問題
「今年のサミット、先進国首脳会議が開催された国は
 イギリス。では来年の
 サミットが開催される国は?」

思わず指が反応してしまった。サミットなのだから
6カ国のうちのどれか。どこにしようかなと思ったあげく・・・

「フランス」(ぶー)

(あるぇ?←心の中の声)

激しく勘違い。おかしい。やっぱり固くなっていたみたい。

あと2ポイントに戻ったが、もう一度気を引き締め直す。

競艇の「SG」を拾って、再リーチ。
今度こそ、との気持ちで待つ。
くげさまはまだまだ、勝負をあきらめることなくがんがん攻めてくる。
マイナスになっても、一進一退でずっと手をゆるめない。

あと一問。それにたどりついた問題がこれだった。

問題
「「てん突き」と呼ばれる道具で
 その形が作られる、漢字で」

一行目で答えはわかった。でも、さっきの杜撰のように
漢字2字で答えさせる、という形だと一行目で答えたら不正解
になってしまう。だからじっくりと二行目まで待った。そして
早押しハットがカタッと音を立ててあがった。

「ところてん!」

第二回アメリカ横断スルノカ?クイズを制した瞬間だった。

ミスブルックリンはとってもすてきな笑顔だった(w
シャンパンを呑んだあとはよく覚えていない。

ただ、きっどんに対して面目が立ったという気はある。
だから勝てて嬉しいというよりも正直、ほっとしたという
思いの方が遙かに大きかった。

女神は静かに微笑んでくれた。

イーストリバーの風にさらされながら、私の白いマント
がぱたぱたとなびいていた。

ちょっと寒かったけど、勝ててしあわせ。

それ以上に大きな何かをつかみ取った気がする。

その夜。

私はミスブルックリンを部屋に連れ込んでどんちゃん
騒ぎをしたらしいがよく覚えていない(苦笑)。



優勝賞品を受け取るために
ニューヨークのJ・F・ケネディ空港へ。
ここに来るのは二回目。一回目はラトルウで来た(だから(笑))。
そういえば、それでメルボルンからもJFK空港じゃなかったんだ
と少し合点がいった。

アイマスクとヘッドホンをひでぽんさんから受け取った。
流れている音楽はずっと
「俺はジャイアン」(空き地リサイタルバージョン)。

_| ̄|○ _| ̄|○ _| ̄|○ _| ̄|○ _| ̄|○

空き地のリサイタルでピンクのマスカラを塗るジャイアンは
どうかしてると思う、とかいろんな事を思いつつ飛行機へ。

さらに、ヘッドホン・アイマスク付きなのに国際線の
税関を通ってしまうJ・F・ケネディ空港もどうかしてると
思いつつ飛行機は離陸(この部分はフィクションです)。

そして約12時間。
頭の中が「ボエ゛~」となりながら、約189回目の
「俺はジャイアン」を聞いたとき、ひでぽんさんが一言。

「あと車で6時間くらいです。」



_| ̄|○


18時間後。

やっとついたここは網走。

陽気な泡さんが登場し、渡されたエミューの卵。

これでつくられたどら焼き。

それが優勝賞品だった。



でも、そんな優勝賞品よりも、もっとステキな何かを
手に入れることができた気がする。

そのあと、私は十勝地方で十勝二十番勝負を行い、
十勝に十勝されて(笑)、苫小牧からフェリーで
北海道をあとにした。

ついたのは敦賀。

たくさんの思い出と、さまざまな絆を確かめられた旅の終着地。

大きな荷物を持って、私は
特急サンダーバード京都行きに乗り込んだ。




そう。


もう、次の戦いが始まるのだから。


2005/7/28 セリス・シェール。
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by banijya | 2005-08-11 21:43 | たびのにっき。
シェールさんが、ですけど。

さきほど、ひでぽんさんのページにおける
第二回アメリカ横断スルノカ?クイズの決勝をみてきました。

この旅日記は今、ヒマをみてはへこへこと
執筆しております。(また、ドラマティックになるのでしょうけど。)
完成次第、お見せしたいなぁと。

で、くげさまは名古屋に行っていたそうですが、
いろいろとすさまじい展開だったようで(⌒▽⌒;)

まぁ、スタートはPHSの状況から始まるのですが、
おそらく、でぃーどが送ったミニスカエルフ
画像に問題があったのでしょう(w

ちなみにじゃすさまにも送ったのですがノーコメントでした(゜▽、゜)

え?みたい?

やめておきましょう。

だって、そういう衣装でニューヨーク戦っていたとは口が裂けても
いえないから(w<書くな

というわけで、シェールさんの旅日記が次回からスタートします。

そしてそれが完結したら、D-1の募集広告を打ちます。

8月の末に、豪華二本立てでやろうと思います。

今は、生徒に配布するためのテキスト作成で徹夜徹夜の
連続のため、メッセにも何も現れてませんが、がんばってます。はい。

追記。
某ぴぃちゃんへ。
もし、これをみてたら、某う○し○ふのアドレス、メールで
送ってくださいませ。PC入れ替えで、IEのお気に入りを
全部吹き飛ばしてしまったのよ_| ̄|○
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by banijya | 2005-08-03 23:54 | ネットクイズよもやま話