ネットクイズ界を縦横無尽に駆け抜けるでぃーどせんせー、と呼ばれてます。最近は上の写真のようにクイズやったり文章書いたりしてます。ページをwoman.exciteに移したいなぁと。コメントはご自由にどうぞ。


by banijya
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カテゴリ:たびのにっき。( 5 )

こんばんは、大久保真梨子(麻里子)です。

今回はこういう姿でお話しさせていただこうと思います。


2006年3月。
スルノカ?クイズの旅を終えて帰らずの森へ戻ってきた私の前に
待っていたのはいつものゴスロリ少女でした。

「せんせー、おそーい。ずっと待ってたよー」

第3回アメリカ横断スルノカ?クイズでは
さっとんはきっどんに負けて仙台空港であっさり敗退。

そこからず~~~っと待っていてくれてたらしい。

「せんせー、次のタッグトーナメント、もちろん出るよね?ね?」



タッグトーナメント。

「2人一組のチームワークが試されるクイズコロシアム
果たしてネットクイズ界最強のコンビは?
1+1を10にも100にも替えられる
究極のチームワークが試されるトーナメントマウンテン
求む、最強の2人!!」

さっとんは相手は私しかいないとずっと思ってくれていたらしいのです。
ネットクイズ界では確かに一番のチームワークが出来る相手でもあります。

そして、今回もっとも心を動かされたのは優勝賞品でした。

「優勝賞品:スルノカ?4予選シード権」

私はこの賞品の価値の大きさを知っています。
本土上陸への足がかりとして是非とも手に入れたいもの。

でも、スルノカ?3の旅を終えて帰ってきたばかりの私にはまだ、
タッグトーナメントに参加するだけのモチベーションを持つことが
この時はできなかったのです。

しばらく経った日。
エイプリルフールというものがありました。

2006年4月2日。

ハイエルフさんのホームページが年に1度だけ変化した日の翌日。
さっとんがめっせで話しかけてきました。

[0:34:37] さっと。@chocolate crazyの発言:早く直してよ(笑)
[0:34:44] でぃーど。の発言:(゜▽、゜)
[0:35:05] さっと。@chocolate crazyの発言:本当にむせたんだからっ!(笑)


ちなみに何をやったのかはここでは語りません(笑)。
(でも、ここのBLOGの読者のみなさんならきっと何があったかは
想像に難くないと思ってます)


まぁ、そんなこともいろいろとやりつつ本題へ。
実際に話を進めていったのはそれからあとのこと。

さっと。 「せんせー、ひでぽんさんとこのアレなんですけど~」
でぃーど。「ああ、覆面トーナメントねぇ」
さっと。 「何ていう名前で出る?(゜▽、゜)」
でぃーど。「出ること前提なのね(w」
さっと。 「こくこく」

この時には少しだけ、クイズに対して前向きになれていました。
勝つとか、負けるとかはどうでもよくなっていて純粋に問題制作が
楽しい状況になっていたのです。

でぃーど。「うん。じゃあ出ようか(゜▽、゜)」
さっと。 「(^▽^)」
でぃーど。「じゃあ、まずは名前を決めるところからだね(がっ」
さっと。 「当然の覆面ですね!(w」
でぃーど。「うぬ。じゃあ、私は最近一押しの「大久保麻里子さん」で出る(゜▽、゜)」
さっと。 「アイドル路線かぁ。じゃあ私はほしのあきとしょこたんを合わせて「星野翔子」で(゜▽、゜)」

という感じでとんとん拍子に話が決定していったのです。

で、チーム名。

努力した人だけが分かるように言語変換。
新潟といえば「米」。ハイエルフといえば「森」。
「米と森」を「Arroz y bosque」に。



あとは、暴れるだけ。


ペーパー。
さっとんに時間が短いほうを任せて、私は制限時間12分のペーパーへ。
・・・解答欄を見て絶句しました。
(ちなみにこの展開はタッグトーナメント2でも繰り返されます)
ぱっと見た瞬間に穴埋めしりとりがうっとうしいと思ったので、
21問目以降のアナグラムから30問で勝負、という思考形態に。

50問もあるのに、半分行くのがやっとと思ったら、Aペーパーで
さっとんががんばってくれたおかげでペーパーシード獲得ヽ(  ̄▽ ̄)ノ

というわけで好きな枠と形式を選べることになったので、
形式:CROSS ROAD
出題ジャンル:競馬・歌詞朗読を選択しました。
(競馬はまぁ、私がそれなりにカバーできるし、さっとんはB-1GPで
歌詞朗読に天賦の才能を見せつけたためです)。

あとは、周りの状況を見るのみです。

私たちのように覆面をつけているのは、
「北風と太陽」でかさいさんとペアを組んでいる橋本薫さんと、
「DriftIce」でMEWさんとペアを組んでいるhyruleさんだけ。

もっとみんなむちゃくちゃ覆面でやってくると思ってました(笑)。


ペーパートップということで注目(注意)はされるでしょうけど、気にしない。

華麗にさっとんと二人で勝ち抜いてみせる。

そんな思いだけをもって、

2006年5月21日。

仕事を慌てて切り上げて(苦笑)、PC前に降り立ったのです。



一回戦。
相手はその「DriftIce」。
MEWさんはGo.Yさんの「QDJ」でダート属性が強く、
変化球に強い。ただ、そちらの対処はうちの「砂の女王」に任せて、
hyruleさんをマークしたクイズを私は展開することにしました。
ただし、正体が分からないので短期決戦ではあまり意識しすぎないように。

自分の中でのノルマは4○。(12問で)
さっとんにタイプB(12→1と減少型)を任せて、私はタイプA。
指の遅い私は、最近きっどん並みのスロースターターなので、
ラストスパートにかける戦い方にしました。
(ここらへんは最近Goさんなどにも冷やかされるところです。
確かに私のラスト3~4問の差し足は鬼のレベル?ブロードアピール並?(ぇ))

1問目、さっとんが正解で12p。
いきなり助けられる展開。日本史なんだから私が押さなきゃいけないんですけど、
東北地方に(このときは)まだいったことが無く、全く頭の中にもなかったです。
2問目はスルー(答えを聞いて思い出したぐらい)。
3問目は競馬問題。
「問題(競馬)
競馬界の第一人者、武豊。武豊がこれまで
日本ダービーで優勝したのは何回?」
思わず指が動いて押してしまいました。(押し込み失敗)
えっと、スペシャルウイークとタニノギムレットとアドマイヤベガで・・・。
「3回!」(ブー)

・・・あれ?

・・・・・・・2秒後。

うわ、ディープインパクト忘れてた!(バカ

それをなんとかさっとんにフォローしてもらって事なきを得る。

やっぱり武豊があまり好きではないハイエルフらしさが出たかと思ってます。

その後、次の競馬問題をMEWさんに取られましたが
次の日本史問題(山崎の戦い)をとってプラス先行です。

ただ、ここから相手に3連取されました。

歌詞朗読でさっとんが一矢報いましたが、点数はわずかに4p。
ギリギリの勝負をしているという自覚です。

結果的に勝負を分けたのは次の問題でした。

「問題(競馬)
競馬界では世界最高峰の賞金額のレースで知られる」

この段階でMEWさんに押されたのです。
正直、負けを覚悟しました。

MEWさん「ドバイワールドカップ」(ブー)

・・・あれ?

同じ答えを考えていたので、じっくりと待つことに。

「ドバイワールドカップ。このドバイワールドカップが
開催される競馬場の名前は?」

というわけで「ナドアルシバ競馬場」を正解。
おそらくMEWさんは分かっていたと思います。

歌詞朗読を1問、hyruleさんに取られましたが、
最後の問題をさっとんが押さえきってゲームセット。

二人は裏では・・・
さっと。 「しのげたらいいね。」
でぃーど。「負けたら仕方ないね。」
さっと。 「そだね。」

と、話をしていました。

結果としては36-33でしのぎきりました。
競馬問題2つ、これが勝負を分けたと思っています。

なんとか準決勝へ。

相手は・・・おたくな常識陣(らっとん・なぎささんコンビ)。

らっとんは生活知識系の一般常識なら豊富だが、学術知識系に若干
つらそうな表情を見せる瞬間があります。ガッチガチの学問系クイズが
くればこちらに一日の長が生まれるかな、と思っていました。
なぎささんはいわゆる「ぁぉぃの」問題になるととても強さを見せますが、
らっとん同様の傾向を見せている、と考えてました。

今回の問題傾向(ひでぽんさん作成)から考えると、そんなに
「ぁぉぃ」問題は飛んでこないはず。となると、こちらに分があるか、
と分析をしていたのです。

そして、この二人の最大の長所でもあり短所でもある部分を攻めよう、
とさっとんと確認し合いました。それは・・・

さっと。 「さて、乗せると怖いチームが来ましたが。」
でぃーど。「らっとんはどうせ1問間違えて最下位に転落してへこむはず。
     そこをつこう。」
さっと。 「まったく同じ作戦だw」

そう。このコンビは勢いがつくと止められないというスピード感あふれる
コンビなのですが、一方「躊躇」するときがあって、誤答をすると手が極端に
出てこなくなる、という傾向があるのです。

だからこそ、二人に押させないのではなく、二人に「連答」を許さない
という姿勢で挑むことにしました。

もう一つのブロックは「北風と太陽vs京茨80’s(モトドンせんせ・のりさん)」。
私は最初の段階で決勝まで勝ち抜けることが出来たら相手は「京茨80’s」だ、
と考えていました。それをナイショでさっとんに伝えると・・・

さっと。 「かさいさん所が凄く怖い。」


そう。相方さっとんはきっちりと見抜いていたのです。
それを思い知らされるのはこの準決勝なのでした。

まずは近似値。

吉野家の一株の値段。
なか卯派のせんせーには(がっ 全くイメージがわかず「250円」と解答。
そして集計中にグーグルさんで確かめて愕然。
さっとんにナイショ送信。

でぃーど。「うわ、3桁間違えた(w」
さっと。 「250って書いた(w」
でぃーど。「こっちも250って書いた(w」
さっと。 「えーーーーーw」
でぃーど。「嫌なシンクロを起こした(w」

やっぱりさっとんとは思考回路が一緒のようです(笑)。

というわけで、対戦相手のらっとん・なぎささんに上に行かれてしまいました。
この時点で自分たちのノルマが2○になったのです。

1問目。
らっとんが誤答。
標的をらっとんに絞る感覚で一問ずつじわじわと攻めます。
2問目。
「プロレスデビューは昨年の5月5日のみちのくプロレス。
新日本プロレスやメキシコのリングにもあがったマスクマンで、
今年3月、本人はそのつもりは無い様子であるが仙台市環境局と」

ここで反応。カラスコを正解。
ちなみに一行目で新崎人生とか思っていたのはヒミツ(ぇ

3問目・4問目をかさいさん、橋本さんに取られる。
モトドンせんせの誤答をはさんで、6問目。
「1943年朝日新聞社に入社。
主な作品に第28回芥川賞を受賞した
「或る『小倉日記』伝」や」

思わず指が反応してしまいました。
強烈な勘違いで有島武郎と解答。ぶー。_| ̄|○
文学で間違えるというもっともダメージの残る誤答でした。

しかもこれに追い打ちをかけられてしまいます。

次の問題でらっとんに上に行かれてしまったのです。
さらにその次の問題でモトドンせんせも上に行ってしまい、一番下には
わたしとさっとん。

決勝がどう、とかいっていられなくなってきました。
さっとんは次の2問で正解して一番上に上がり、不正解して一番下に
降りてくるという出入りのはげしいクイズを展開(w

そして、準決勝のターニングポイントは次の11問目でした。

「命令や方針がたえず改められてあてにならないことを」

ここでなぎささんが反応。

きのした@なぎさ「朝令暮改」(ブー)

そう、この誤答で流れが変わったのです。
あと、この準決勝ではひでぽんさんは直球(ストレート)ではなく、
2段フリを多く準備していると私に思わせた一問だったのです。

なぎささんが一番下にきたのでここから攻めるモードになりました。

まずはエリア・カザンの問題で一気に上へ。
またまたモトドンせんせの誤答をはさんで、ダウトクイズ。
ここではさっとんが問題を読み違えて撃沈。一気に一番下へ。
この段階で、相手との点差は20-22で2点ほど負けています。

そしてダウトクイズ2問目は橋本さんに取られてしまい、19-21に。

なんとかさっとんがあがってきてくれないと安心して押しにいけません。

16問目。
なぎささんが誤答。
ここで19-19で追いつく。
ここから全力で攻めるモードに。


17問目、ムルアカを正解で18-17。
ところが18問目で暴発してしまい、16-17。
19問目、トップの橋本さんに行かれて14-15に。
20問目、なんとか押し勝って「蛯原ゆり(友里)」と解答。
漢字変換で出てこなかったのでした(苦笑)。
21問目、モトドンせんせのよくないパターン、振られていると思いつつも
思わず押してしまっての誤答。通算3×目。

そして、22問目。
さっとんがいかにも新潟県民という押しを見せて私とワンツー体制に。
23問目はかさいさん。
この段階で「京茨80’s」の敗退決定。
モトドンせんせのアグレッシブすぎる押しと春雨さんハチマキが主因と予想(ぇ

つまり。

この段階でさっとんの予想はズバリと当たっていたことに。

うちのチームはあと2問残っているのでここで1問でもとれたら勝利確定です。

24問目。
「ボクシング亀田3兄弟の次男、大毅が
試合でKOした後に行う歌のパフォーマンス。
この時に使用する金のマイクは
明石家さんまから贈られたものですが」

きっちりと読み切ってもらってから押しました。

「木村拓哉さん」

日刊スポーツに書かれていたのでしっかりとチェック済みでした(^▽^)。

そして、最後にさっとんがきっちりと締めてなんとか決勝進出。


薄氷の勝利でした。(途中2ポイント差ついたこともあったので)
結果的に解答数で上回ったのが勝因です。(ちなみに誤答数はこちらが多い)


決勝。

まずは相手を挑発するところから(何
(いや、だってプロレスチックにそういうのが求められてると思って)

このあたりからどんどん「素の自分」になっていったようです。

ひでぽん  「いま一度お伺いします。4人とも今の心境は?」
橋本薫   「ただ、勝ちたい。それだけです。」
大久保真梨子「受けて立ちます。いつだって、この世界でこうやって生きてきたので。」
星野翔子  「最高のパートナーがいますもん。負ける気がしません。」
かさいゆきの「もう前を見て突き進むしかない、ですね。」

この一連の流れはみんなの本音が全て前面にでたと思っています。
私の正体が見えてきたという話もこのあたりからとのことです。

決勝1セット目。
スロースターターの私も本調子モードに。
さっとんとふたりでスタート5連答を決め、
トータルでは私が4○1×、さっとんが5○1×。
点数以上に大きなダメージを与えることに成功。

決勝2セット目。
チャージモードに入った橋本さんが異常な勢いで押して攻めてくる。
とにかくこちらは解答権がとれない状態に・・・。

私は終わってみれば×なしの4○ながら、さっとんが1○1×。
結果的にはドロー。ちなみに私たちはこの2セット目は取られたと思ってました。

決勝3セット目。
とにかく押す。それしか道は拓けないのです。

最後のセットは私が2○1×。さっとんが3○。

なんとか、引き寄せることが出来ました。

あの瞬間。
いつでもタイミング一つで負けてしまいそうな状況でした。
でも、たたかう気持ちを必死に奮い立たせて。
師匠としての意地一つだけで、ステージに立ち続けていたような気がします。
分かる問題とかそういうものではなく、何かが降りてきていたと思うのです。

クイズに強くなった、というのは私自身、私よりも先に道を歩んでいる
名だたる諸先輩に追いつけ追い越せの気持ちから、なのですが、
そんな私を慕うような感じでついてきているさっとんを始めとするメンバー。
最近、そういうメンバーがどんどん私を越えていくなぁという嬉しさと
悲しさが入り交じったような複雑な気持ちでネットクイズをしています。

先駆者とか、そういう大それたモノではなく、みんなに刺激を与えて、
そして刺激を与えられて、この道を歩く。
そういう気持ちでずっと歩いています。まだまだ進化したいのです。私もね。

表彰式。
二人で手にすることができた「スルノカ?4予選シード権(2枚)」を
分け分けしました。私のところには後日キン肉マンの文庫本が届きました(笑)。
まだ、さっとんと読み比べはしてません(w

この段階で、私はスルノカ?4への参戦を完全に決めました。

今回の目標の一つ、「優勝してスルノカ?4の予選シード権を取る」が叶い、

その目標が・・・

「妹弟子さっとんと二人でニューヨーク決戦」に変わった瞬間でした。



タッグトーナメントで優勝できたら、近いうちに開催されるスルノカ?4で
そういう風になればいいなと思っていたんですよ。
でも、タッグトーナメントの参加メンバーを見て、
ちょっと大変だなと思っていたので、それが
こういうカタチになって正直驚いたぐらいなんです。

その思い、約1年後に劇的なカタチで決戦を迎えることになります。

戦い済んで。

覆面はがしフリバで様々に正体がばれてしまった後、
フリートークモードになって、その時に
ぼそっとさっとんが書いた一言が私には今でも忘れられないでいます。


さっと。->私たちは最強のコンビではないと思います。
さっと。->でも、最高のコンビです!


最高のコンビ。
ボケでもツッコミでもなく、互いにフォローしあえるような感覚で。
この言葉をみたときに、さっとんと師妹コンビ組んでいて良かったな、と
思いました。ほろりと泣きそうになったのはヒミツ(苦笑)。

私はもう、さっとんに完全にクイズの力は抜かれていると思っています。
ただ、「老獪さ」という名の「熟練された知識」だけで勝負しています。
おそらく限界点は近いでしょう。最近の話題(時事)にまつわる知識が
追いつかなくなってきています。
引退という2文字がいろいろとちらついてきています。

といいつつ、趣味に引退なんかないから、自分のペースでゆったりと
これからもがんばりますよ。

More
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by banijya | 2007-07-18 20:58 | たびのにっき。
(まだ前編を読んでない人はこちらからどうぞ。)

<北コース 第6チェックポイント 盛岡>

小岩井農場で牛乳早飲み対決!
(ハンデとしてシェールは牛乳まんじゅう2個)。

ではなくて、トロ馬車タイムレース。


ひでぽんさんに開始前に
「あなたも老獪なテクニックを発揮してくださいw」と
言われたので、じゃあ(゜▽、゜)と本気で老獪なテクニックを考える(w

とりあえず、周りとのポイントチェックをしながらゆっくりと
攻めてみようと考える。ここでチェックするのは今後の早押しの展開を
考えて、早押し相手としては何度か対戦経験がある
thomaさんや番長さんではなくて、
ぼっこみくんとタケノコプターくんをチェックし、どれだけ
押し勝てたかをチェックしつつやってみることにする(十分老獪(゜▽、゜))。

前半終了時点で
ぼっこみくん    1○2×(最大ポイント-1)
thomaさん      2○2×(最大ポイント+1)
タケノコプターくん 1○1×(最大ポイント+1)
番長さん      1○0×(最大ポイント+2)

ここまでみんなのポイントが「先行脚質」だとしてこの状況。
一方私は、3○0×で3p。
後半の「追い込み脚質」にしていることもあって、
後半1○で十分だな、と思いながら攻めることにした。

後半。「水沢競馬場」をとれた段階で勝利は確定。あとは気持ちよく
問題を聞いて行こう、といった気持ちに。そして、タケノコプターくんの
押しの早さをチェック。「倉敷藤花」とか「ザルツブルグ」とかを1行押し。
十分、手練れの予感を醸し出す。うん。この子は強い。気をつけよう。

後半の結果。
ぼっこみくんが2×をやらかした時点で勝負あったな、と思いました。
でも、一つだけいえるのは、この子もどんどん強くなりそうだな、と。
若い力の躍動を感じ始めた瞬間でした。



<北ルート準々決勝 金木町>

ストーブ列車内でスルメイカをいただきました。
はぐはぐ。(かみ切れなかったらしい)

ビールくださいとのたまう未成年者と、
日本酒を求める番長・thomaコンビ。
ダメです。そういうことをすると司会者まで飲もうとしますから(゜▽、゜)

ここでは大声クイズ。

前回も大苦戦の末、何とかみんなが押しそうにない難問ばかりを攻めて
勝ちきった覚えがある。

まずは言いやすい大声フレーズがいいなぁ、
とか思っていたらこんな展開に。

ひでぽん:ところで南コースの方に、
     あなたを倒すためだけに参加したという
     お友達の方がおりますねw
     誰ですか?
シェール:(゜▽、゜)さん(w
ひでぽん:あるたみさんの存在は不気味ですか?
シェール:あの人はナマモノですから。
     不気味以外の何者でもないです。
ひでぽん:それは確かに不気味ですね~^^;;
     そこであなたは「(°▽、°)帰れ!」と叫んでくださいw

やってみるとわかるのですが、結構、これは言いにくい(w

でも、大声フレーズ的には番長さんやthomaさん
よりはマシかなぁ、と思い直す。
(番長さんは14文字、thomaさんは10文字、
シェールとタケノコプターくんは9文字)

1問目。
(東北地方にある4年制国立大学)
朝、食堂でスウプを一さじ、すっと吸ってお母さまが、
「あ」

この段階で私以外の3人が動き出す。
私にとってはまだ確定ポイントではないので静観。

ところがなぜか3人とも手が止まる(w

なんでよ(苦笑)。

続き。

と幽(かす)かな叫び声をお挙げになった。
という書き出しで始まる太宰治の小説のタイトルは?

さぁ、確定ポイントがきたのでゆっくりとがんばろう(゜▽、゜)


(岩手大学゜▽、゜)帰れ!
(゜秋田大学▽、゜)帰れ!
(゜▽弘前大学、゜)帰れ!
(゜▽、山形大学゜)帰れ!
(゜▽、゜宮城教育大学)帰れ!

というわけで「斜陽」を正解。まぁ、これは出ると思っていたのでOK。
ちなみに、最後の最後にひねりだした宮城教育大学は某ミスタイムさんの
おかげです。感謝感謝♪(思い出すのにちょっぴり時間かかったけど)

次の「プレスリー」は番長さんにささっと行かれ、
(3つ叫ぶのに手間取った時点であきらめてました)
次の3問目。
「江戸三上水の一つとして知られ」の段階で叫び始める。

なんとか解答権をとって「玉川上水」正解でリーチ。

で、次のお題が・・・
(あなたの好きな女性の名前w)。

とりあえずこっぱずかしいなぁ、と思いつつ、
思い切ってゲームキャラをすべて並べる恥も外聞もない作戦へ(爆)。

まぁ、この問題はとられてもいいや(マテ

その後、タケノコプターくんの誤答をはさんで、何とか国際捕鯨委員会を
正解し、2回連続の1抜け。
(ちなみに、美味しんぼに国際捕鯨委員会の話が出てたんですよ)

番長さんが後に続き、最後に勝ち上がってきたのは、thomaさんの3人で
準決勝、の夢を打ち砕いたタケノコプターくん。

注意すべき人があがってきたな、という印象を受けていました。



北ルート、決勝を前に。

ひでぽんさんに送ったメール。
そこに私が記したこと。

「この第三回スルノカ?クイズで連覇できたら、私はスルノカ?だけでなく
ネットクイズ界からきれいに身を引こうと思ってます」

かなり、本気でした。

自分自身が、なかなか時間的にいろいろなものを捻出できない、という
部分もあったのですが、何よりもネットクイズで
十分すぎる思い出ができた。
いろんなつながりもできた。

「もう、悔いはないな。」って。


若い人々に対して、あのハイエルフは(シェールは)伝説となった。
そういう形ができればいいな、と思ってました。

だからこそ、私にとっての最後のニューヨーク決勝の相手。
最後の相手はだれがいいかな、と思って南コースを見渡したら、
知識量・指の速度を知っている、きっどんや(゜▽、゜)さんではなく、
若手エキスパートの代表格、ポリフォンくん以外いなかったのでした。

最後、ニューヨークでポリフォンくんを完膚無きまでに叩きつぶして、
彼を「_| ̄|○」させられれば、満足(ひねくれてる)。

とまぁ、こんなシナリオを描いていたんです。

ちなみに、じゃんけんで当たってなかったらポリフォンくんではなく、
この相手はルックスくんになったかもしれません。

それぐらい、あるたみさんのSMASHから発掘された彼らの勢いは
すさまじいものでした。去年の年末の「SMASH疾風怒濤」で私は
並み居るメンバーを相手に一矢を報いることができましたけど、その時から
ですね。こういうことを考え出したのは。

そういう思いを持って挑んだのが、
私にとって最後のチェックポイントでした。



<北ルート決勝 竜飛岬>


横の二人をじっと眺めてみる。

まずは押しの速度ではわたしと、ほとんどひけをとっていないことが
判明したタケノコプターくん。とにかく、基本的な問題に対する反応
速度が速い。学問系や、ツボにはまる問題のやりこみ方からはクイズ
研究会のにおいをぷんぷんさせている。問題の順列によっては足下を
すくわれてもしょうがないな、とあきらめさせられる瞬間もある。

SAKUGE2005チャンピオン番長さん。
要所要所で、目の前に現れる壁が私らしい。
「LunarticAcademy」もそうだった。
押しの速度では負けていないが、得意ジャンルがまるっきり違うので
お互いに相手が反応できない問題になると負けてしまう。
ただ、雑学知識系になると完全に指勝負になるので気はゆるめられない。


とにかく攻めよう。
北ルート、準々決勝・準決勝と相手の先手を奪って1抜けができた。
ここも同様に。

緊張しながら、早押し機に親指をおいた。


「問題
青森県にある市でその名前が
ひらがなで書かれる市は2つあります。つ」

「つ」の文字が見えた。
確定ポイントが出れば、こちらのもの。

無事に「むつ市」を正解。

「問題
その深さは423mと」

ここでタケノコプターくんが「田沢湖」を正解。
そう。こういう1行押しの展開になったら勝てない。
それでも、タケノコプターくんにはこういう長所がある。
これが続かないことを祈るしかなかった。

「問題
石川さゆりのヒット曲「津軽海峡冬景色」の
一番の歌詞に出てくる
鳥は?」

たまたま、に近い。押し勝つことができた。
「かもめ」を正解し、2ポイント目。

「問題
スリーレターコードはUKB。
今年の2月16日に」

反応が遅れてしまって、番長さんに先に行かれる。
神戸空港。早くも閑散としかかってます(ぉ

「問題
デビュー曲「桜の花びらたち」が
オリコン初登場10位を記録。
秋葉原の劇場で毎日ステージを行っている、」

秋葉原、まで待ってしまったのでやはり、その筋のプロ(マテ
番長さんに持って行かれる。きびしい。

「問題
日本語では陽電子放射断層撮影という
最近注目のガン検診、」

指が勝手に反応してしまった。
とりあえず答えないと…。えーっと。
「CTスキャナ」ぶー_| ̄|○

あと1行見てれば答えられたなぁ。しょんぼり。

というわけで、誤答・スルー待ちの状態から無事にスルーが出て
全員2ポイントでこの問題。

「問題
旧国名がビルマといえば
現在のミャンマー。では
旧国名をセ」

押し勝ち。セ、で始まるところってここしかないから。
「スリランカ!」

そして通過席。一発で決めてしまおうと心に決める。
というわけで1番。

「問題
その手腕から「マエストロ」の異名をとった、
今年1月末に退官するまで約18年に渡りFRB」

顔は出てくるのに名前が出てこないで撃沈。
グリーンスパン。結果的にこれが敗因となる。

そして番長さんが通過席へ。
1問スルーを挟んでこの問題。

「問題
ミケランジェロやレオナルドダビンチを支援し」

ここでタケノコプターくんが1行でまた反応。「メディチ家」を正解。
入れ替わりで通過席へ。

そして…。

「問題
1870年プロイセンとの戦争に敗れたフランスで
民衆と国民軍が政府に反抗して樹立した」

私も押した。しかし、タケノコプターくんのハットが先にあがっていた。



タケノコプター:パリ・コミューン

ピンポンピンポンピンポンピンポン!!!!

ひでぽん:正解!!ニューヨーク行き!!



この瞬間、2連覇の夢、決勝行き、そしてそれ以外のシナリオが
音を立てて崩れ去っていきました。

ひでぽんさんとのエンドトークでも言ってますけど、
簡単に引退できないなぁ、って(苦笑)。

前回チャンピオンは準決勝止まり。
変なジンクスできちゃったなぁ。


罰ゲーム。

金髪ロングヘアー、ばっさりいきました。
一応、かぶれるようにカツラの形にしてもらえるように
剃ってみたんですけどね。
番長さんは、ほんとえなりかずき風スマイルで
なまなましかったです(゜▽、゜)。

どうでもいいのですが、番長・シェール・ひでぽんの罰ゲーム内における
やりとりは台本なしのアドリブです。それでこのミラクルプレイですから(w

吸盤つけて軽トラック引っ張ったところまでは覚えてます。
が、そのあとの記憶はありません(w


その後、わたしと番長さんは
鶴田町から鰺ヶ沢町へ移動し(鶴田町には皮膚科がなかったので)、
鰺ヶ沢町立中央病院に入院。
同時に整形外科で頭皮の移植手術を行い、金髪ロングヘアーを再生。
番長さんはスーパーミリオンヘアーで再生(笑)しました。

入院中、くげさまがラーメンようかんとか、ジンギスカンキャラメルとかを
持ってきてくださって、とても華やいだ空気になったり、それを看護師の
おねぇさんに食べさせて殺伐とした空気になったり、なまなましかったの
ですが、とても大切な入院生活でした(ぇ?)。

ニューヨークの決勝はVTRで見ました。
南コースを勝ち抜いてきたのはポリフォンくん。
それよりも、タケノコプターくんの勢いが勝ったな、と思いました。

そして思ったこと。
青杜くんや私が飲み込まれたジンクスに
タケノコプターくんも飲み込まれる?(ぉ


そして青森空港から帰宅。
大阪伊丹空港で、徳島に向かう番長さんとお別れ。

家に帰り着いた時、季節のカレンダーはもう一つめくられていました。

寒く、冷たかった北の大地から、暖かく平和な帰らずの森へ。

もう一度、本土へ。

そう思えば、スルノカ?に参加するのが楽しみになる。

今回は若い力の躍動を強く強く感じさせられました。

そして、まだまだ、「若い者には負けんゾイ」と思う
気持ちも生まれてきました。

もうちょっとだけ、旅を続けます。

感覚的には「一生、ハイエルフします。」なんですけどね。

また、負けたくない戦いが始まりを告げたようですから。





カクテルドレス、竜飛岬まで持って行きましたが、もう一度封印です。

なぜって?

だってね。これは・・・




ニューヨークでしか、着ないから。





こうして、私の第3回アメリカ横断スルノカ?クイズは終わりました。

旅を終えて、治療を終えて。

再び、帰らずの森に降り立った時。

帰らずの森の家の前で、一人の子がずっと待っていました。


「せんせー、おそーい。ずっと待ってたよー」

今度はこの子を連れて、ひでぽんさんが主催したもう一つの戦いへ
足を踏み入れることになります。

それはまた、後日の講釈・・・です。たぶん。


第3回アメリカ横断スルノカ?クイズ
主催者:ひでぽん
参加者:64名
ペーパー1位:シェール(京都府)
WA:カンタベリー物語
(「バースの女房の物語」や「トーパス卿の物語」などの話を
聖地へ向かう途中の29人の巡礼者たちが順番に語るという形式でつづられる
チョーサー作の作品は何?」)

優勝:タケノコプター(奈良県・東大寺学園高校2年)
準優勝:ポリフォン(奈良県・東大寺学園中学2年)
3位:番長(香川県・社会人)
   シェール(京都府・魔法剣士)
   きっど(大阪府・社会人)
   あるたみ(大阪府・(゜▽、゜))

参加者の方から情報をいただきました。
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by banijya | 2006-06-29 03:19 | たびのにっき。
旅は、家から始まる。
家を出るときはこれから始まる大きな旅への期待と、
どういったことが起こるんだろうという不安にさいなまれて
一歩も動けないときがある。

今回はディフェンディングチャンピオンとしての初めての戦い。

襲いかかってくる大きなプレッシャー。


いや、自分でプレッシャーをかけるのはやめよう。
今回も楽しく旅が出来ればそれでいいんだから。

パスポートを握りしめて、京都から新幹線を2本乗り継いで
前日乗り込みをする。目指すはひでぽんさんの地元仙台。

一応、車内で験を担いでずんだもちにも手を出しておく(笑)。

ホテルは勾当台公園から徒歩1分の三井アーバンホテル仙台。
セミダブルベッドが嬉しい。国分町まで徒歩3分という立地
条件もナマナマしくておっけぃ。
ご当地問題も出るんだろうなぁと思いつつ、仙台を少しだけ
散策してからホテルに戻って、そのままベッドへもぐりこむ。

そして、翌朝。

すがすがしい朝の光に照らされて。

戦いの夜が明けた。


<第一次予選 勾当台公園>

まわりの様子をみる。
前回でかなりいろんなものができあがったきっどんがいる。
朝からメーキャップばっちりのさっとんもいる。
そんだけ文庫本を持ってきてどうするんだ、ブックオフでも
売りに行くのか(爆)、さとちゃんもいる。

そしておなじみのメンバー、くげさま、番長さん、thomaさん、
ティーエさん、モトドンせんせ、コサックくん、はっぴーさん、
刃さんといったメンバーもいる。

ツンツン。

突然肩をつつかれる。

振り返ってみてみるとそこにいたのは・・・。


「すいません、シェール先輩。金かしてください(爆)。
仙台のパチンコは釘が辛くて。あとごはんも食べさせて」
とかなんとか言っちゃったりなんかしちゃったりしている(広川太一郎風)
くりすんと、財布の中なんかどうでもいいと言ってるナマモノ(゜▽、゜)
さんがいた。

市大勢、増えてる。
なんかいやな流れだなぁ、と思ってる間にひでぽんさんが登場。

私は今回の第一次予選はガチンコでクイズをやるんだと思っていた。
じゃんけん→愚問→?なのだから、普通で考えれば直球だろう、と。

その予想は的中した。
が・・・。

2問のうち1問でも正解すればOK。

あ、結構気楽に行けそうな気もする。と思って問題をみて
愕然とした。

「第1問
開業から今まで仙台市営地下鉄に乗車したお客様と
同じ数だけニューヨークの自由の女神を積み重ねると
その高さは地球と太陽の平均距離を超える。○か×か?」

「第2問
仙台市太白区八木山にあるベーブルースの銅像は
ニューヨークの自由の女神のある北北東の方角を
向いている。○か×か?」

さすがにそんなとこまでは予習してないぞ、という問題が
2問出てきた。

そしていきなりバスに乗せられ、会場のフルキャスト宮城へ。

バスの車内ではみんな、ぶつぶつぶつぶつ計算したり、
資料を引っ張り出したりしている。

私は学者らしく、昔の講義ノートを必死に脳内でひもといていた。

交通経済学、たしかその授業で大阪市営地下鉄の
一日の乗客数が228万人。仙台市営地下鉄の規模からいって、
まぁ、これの10分の1の20万人ぐらいだとしても、
開業したのが何年かは知らないけど、自由の女神の高さ97mから
いって1日あたり、約20000000m=2万km。
あっさりと地球と太陽の平均距離なんてこえるんじゃないか、
と思ったので1問目は○。

2問目に関してはそんなに悩まなかった。
もし仮に北北東の方角を向いているとしたら偶然にも
ほどがある。こっちは×なんだろうなぁと。


フルキャスト宮城にバスが到着。

ここで一人、私だけはみんなと離れる。
そして一人控え室でメイクアップ。
久々に白いマントにグリーンのカクテルドレス。
あのニューヨーク決戦以来の勝負服に身を包んだ。

ニューヨークのあの風景は今でも鮮明に思い出せる。
もう一度、あの舞台へ。

グリーンのオープンカーに乗せられ、なぜかグラウンド1周の刑。
手には前回大会で勝ち取った優勝旗。

「第一回アメリカ横断スルノカ?クイズ優勝 青杜」の次には
「第二回アメリカ横断スルノカ?クイズ優勝 シェール」の布が
ぱたぱたと風になびいていた。

舞台壇上にあがり、ひでぽんさんと軽めのトーク。
ボケはかなりとっさにいっぱい出てきた(w

そして○へ移動。

×の方に市大勢二人が見えた。
まぁ、あの二人は○×が異常に弱いから離れたのは好都合。
と、勝手に解釈してみる。

で、1問目の結果。









・・・・・_| ̄|○

やっぱり計算問題苦手だ。
仙台の地下鉄を甘く見ていた。

2問目。

×へ移動。

今度は○の方に居座ったメンバーの中にくげさまや
モトドンせんせの姿を確認する。

結果は・・・ヽ(^∇^)ノ
ほんと首の皮一枚でつながった。

敗者復活の様子は知らない。

とりあえず、一歩目は踏み出せた。



<第二次予選 仙台空港>


いろんなやりとりがあったけど、とりあえずじゃんけん。

私の相手は・・・。
ルックスくんだった(苦笑)。

他の対戦はきっどん・さっとんのつぶし合いとか、
刃さんvsさとちゃんとか、まぁ各所で見所満載のようだった。

さてさてこちら。
ルックスくん相手の「クイズ」ならまだしもじゃんけん。
クイズでも、最近私は若い子にこてんぱんにやられるケースが
出てきているので、軽く運試し。
正直、負けるならここだなとか思っていたりした(w

それがなぜか、3-1で勝てた。
チョキを出しまくったのが勝因。

ここでさっとん、刃さんなど名うてのメンバーが脱落。
じゃんけんは水物。ほんと運だけ。きびしいもんだ。
で、敗者復活でなぜか運のない、くりすん復活。

ではここで展開された市大勢二人のシンクロをノーカットでご紹介。

シェール「あ、くりすん敗者復活で帰ってきた」
あるたみ「じゃあ、いつもの。せーの」
二人「くりすん帰れ!(゜▽、゜)」
くりすん「また分かりやすい(^^;)」


これと同じ状況が某第2回うそくさいオープンでも展開されたことは
言うまでもない。




<第1チェックポイント 仙台空港→グァム。>

機内で乾杯。乾杯の音頭はきっどん。
とりあえずシェールはオレンジジュースで乾杯。
呑んだら酔うからね(゜▽、゜)

機内食。
はりきって2セット食べてしまったので激しい眠気におそわれる(w
でも眠気に襲われただけでペーパーの成績に
反映されるかどうかは疑問。
正直な話・・・、自信のあるときしか3は挙げない、
という作戦がびしばし決まってなんとペーパートップ。

びっくり。

でもね。正直なことを言うと・・・・。

簡単だなぁとか思って解いてました(爆)。
問題相性ってありますね(にやにや)。
3択には作成者の性格が出ますからね。
なれてくると、ああ、ここではあえてこういう
選択肢の作り方をしたんだな、
とまで見えてくるものです。

ここでくりすんとwaさんがダブルで消えていきました。
さらにティーエさんまで。

いやはや。問題相性って大事だ。

くりすんのような理系キャラには絶対に相性が合わないだろうし、
ティーエさんのような世界史専攻にも傾向はあわなかったんでしょうねぇ。

というか、時事はチェックしましょう。
(時事しかチェックせずに、ペーパーに挑んだヽ(  ̄▽ ̄)ノ がここに)




<第2チェックポイント グァム>

「まぁ、どうせ泥なんでしょ?」
これがみんなの合い言葉。

ところが出てきたのは団体戦一問多答泥仕合クイズ。
旅の荷物の重さでチームが決定の7人一組。
チーム戦はやはり問題傾向というよりはタイミングで決まる。
躊躇だけはしないように、と思って横のメンバーを確認。

thomaさん・さとちゃんさん・番長さん・あんどぅさん
ポリフォンさん・あいたんさん、そして私。

勝手知ったるthomaさん(どうでしょうカルト王)と、
番長さん(夜のクイズ王)は
さておいて、あとは若手メンバーがそろったなぁ、という印象。

ということは必然的にシェールが考えることと言えば・・・

「解答権とれたとしても、間違いなく答える順番は
6番目かラストだ_| ̄|○」。

指の遅いシェールにとってはこういう若手主体の
メンバーは逆にきびしいのです。
特に、ポリフォンくんなんかは大概速いですからね。
(SAKUGE2005参照)

とりあえず、(゜▽、゜)せんせの10gという荷物は無視(w

1問目、我がウルルンチームはあっさりと最下位(爆)。
ここは結果的に4番手だったかさいさんでSTOPしてしまわれたので
命拾い。(7福神で一番マイナーなのは福禄寿だと思う私)
きっどんも言ってましたが、泥の数の多さに四苦八苦。
おかしいなぁ、数を数えるのは得意のはずなのになぁ、
と思いながら仕切り直す。

2問目、我がウルルンチームはやっぱり最下位(爆)。
そしてなんとここはあっさりと晩ご飯チームに1抜けを決められる。
中日本高速道路で東京とかいう発想はなかったなぁ。おみごと。

3問目、相手の鉄下駄のせいで初めて解答権が回ってくる。
ところが、問題がコレ。

「今年10月31日まで、2005年のオリコン週間シングルチャートで
1位を獲得したアーティストは23組おります。
そのうちの7組をあげてください。」

豪快に「シングル」という文字を読み飛ばしていて、_| ̄|○


一気に追い込まれました。

4問目、今度は相手に解答権を奪われ、なんと6人目まで正解。
正直、「ああ、終わったなぁ・・・」と思っていたら不正解音。

気合いを入れた5問目、タッチの差でthomaさんが解答権奪取。

「問題
将棋の7大タイトルをすべてあげてもらいましょう!!」

thoma:めいじん
ピンポンピンポン!!
あんどぅ:竜王
ピンポンピンポン!!
番長:棋聖
ピンポンピンポン!!
ポリフォン:王座
ピンポンピンポン!!
さとちゃん:王位
ピンポンピンポン!!

ここで私の番。私はここまですべてマニアックな順に書いていく
という作戦をとっていたので、それを受けての6番手で功を奏した形に。

シェール:棋王
ピンポンピンポン!!

そして…
あいたん:王将せん
ピンポンピンポンピンポンピンポン!!
ひでぽん:抜けた~~!!見事7冠達成~!!

みんなで泥の中、へたりこんでしまいましたとさ。
緑の泥、赤の泥、もう見たくないです。

といったら第4回でもあるんだろうなぁ_| ̄|○


ここで5人去っていきました。


ネットウルトラでも、別れはやっぱりつらいもの。
背負うものがあって、人は強くなれる。

そんな感じのグァムでした。


<第3チェックポイント・・・グァム?>


その日の夜。
無事にグァムを突破した「年長組メンバー」で豪快な酒盛りを展開(w

メンバーはきっどん、番長さん、(゜▽、゜)さん、
thomaさん、そして私の5人。この5人で語り合ったテーマは
「なぜくりすんはモスコミュールしか飲まないのか?」
「ティーエさんの祝電はどうする?」
「鰺ヶ沢を独立させるために必要な国会議員は15人で足りるか?」
などなど。

そして、午前1時ぐらいに解散。



午前3時ぐらい。

コンコンコン…。

どうやら午前2時ぐらいにも司会のひでぽんさんは来てくれたらしいが
全く起きられなかった(w

そして眠い目をこすりながらやったペーパーテスト。

激しく文字が消えていた(w←お酒に酔ったせいだけではないらしい。


でも、まぁ、深読みするまでもないか。

グァムを統治、とでも読めたら「スペイン」ってわかるし、
グァムから帰国も「小野田/横井」なら横井さんでしょ、ってな
具合で後半からは適当に読み飛ばしながら(ぉい)やりました。


そして、午前4時にまた起こされる(爆)。

きょろきょろ見回しているとなめくじネコちゃんがいない。


というわけで、近年まれに見るぐらい静かに万歳三唱して(w出発。

グァム国際空港に向かうバスの中でみんな・・・目が腫れてました。



飛行機に乗せられるときもアイマスク着用。
もはや、電波少年のない今、アイマスクが
もっとも使われる環境ですね(^∇^)。

アイマスクをつけていても、音声は聞こえます。
えーっとなになに…?

「本日もコンチネンタル航空をご利用いただきましてありがとうございます。
この便はコンチネンタル航空931便、○○ゆきでございます」

肝心なところだけ伏せられたが、一つ気になることが。
ああ、アナウンスが日本語だなぁ…ってえっΣ( ̄□ ̄;)

ざわざわする一同(w

ぼそっとthomaさんがつぶやく。
「なんか気になるんですよねぇ。行きしなの仙台空港からグァムも確か
コンチネンタル航空だったなぁって。」

そうかぁ、じゃあしっかりとパラシュートで落下させてくれるのは
コンチネンタル航空だったんだ。
(注・この部分はフィクションです(たぶん))

陽気なひでぽんさんがわれわれにアイマスクと入念に
ヘッドホンをかぶせ(w
前の人の肩に手を置いて、グレイシートレイン風に
タラップから降りてくるように指示した。
例によって、耳に流れるのは「おれはジャイアン」。

このノリはおそらく変わらないんだろうなぁ_| ̄|○


降り立ったのは仙台空港。
(゜▽、゜)せんせ、完全読み切り。
thomaさんは脱力感からか_| ̄|○してました。
わかるわかる。京都縦横断とか新潟斜断とかでもあったんだよね(ぉ




<第4チェックポイント 仙台>

特急、ではなくって特別列車スルノカ?号での旅ー(声・滝口順平)。

まずは3問近似値。
ところが全くわからず(w
ヤケになって「80/110/180」と似た数字を3発書いて終了。
こんなことやってて勝ち抜けられる訳もなく、地下鉄乗車のたびー。


「あらあら、ひでぽんさん。河原町で降りてしまっていったい
どこへ行こうというんですかぁー」(声・滝口順平)←しつこい。

サンクスを見たり、秋田銀行に感動したり、さらに
河原町と聞いて「京都」を思い浮かべる関西勢を尻目に
一行は、へこへことあるマンションの一室へ。

ここで初めて「日常の」嫁@敗者の味方さんを発見(゜▽、゜)

ああ、この人がストーブ列車でダンシングするお嫁さんかぁ、と
変に納得したところでここではそのお嫁さんとのインスピレーション
クイズ。

私は、いろんな言葉が出てきて手応えゼロ。よく通過できたなぁと。
(ちなみに、この鬼嫁辞典の解答はまださらされてません。)

ここの豪華な玄関マットにひっかかったのはあんどぅさん。

大泉洋さん風のことばを投げかけて締めておこう。
「いや、こら拉致だよ!誘拐だよ!場合によったら嫁を相手取るよ!」。


再び地下鉄へ。

なぜかあの鬼嫁辞典は3位だったらしく、少々びっくり。
そして始まる、3択&早押し行列クイズ。

こういうクイズの場合は先手必勝。
一発で抜けておかないとあとあとが苦しくなるものです。

「問題
さとう宗幸のヒット曲「青葉城恋歌」の歌いだしにも出てくる、
仙台市内を流れる川は?」

はっぴーさんに押し勝ち、無事に「広瀬川」を正解。ヽ(  ̄▽ ̄)ノ

この歌をイジリー岡田さんのモノマネで覚えたなんて口が裂けても言えないけど(ぉ


このあと、別会場では鼻血を出しつつ、キャッツくげがレオタードを着て
踊りながら、ひでぽんさんの嫁さんのモノマネを披露するという、
「ねぇねぇ、それってどこの3次会?」という展開があったそうです。はい。

さらっと流しておこう(鬼




<第5チェックポイント 折立>

残るは12人。

ここでは早押しダブルチャンスクイズ。

こういう形式の時のいつもの作戦は
「1行目を読んだ瞬間に反応する」ようにする。

というわけで、1問目。
「問題
1861年から1865年にかけて行われた、
奴隷制度問題を発端としたアメリカの内戦は何戦争?」

もうすでに1行目を読んだ段階で答えに行ってました。

で、答えるときに気づく。
「南北戦争」ってことは・・・・。

ルートが2つに分かれる_| ̄|○

1問目正解できたので、迷わず北へ。

鰺ヶ沢に行ってくれてもいいな、という期待半分、
あとはどうでしょうバカとして、東北方面を回りたかったというのも
あって、北へ。

逆に、先に方針を固めておいたら、私を避けたがるメンバーは
勝手にさけていってくれるだろうという甘い期待も少々。

私に続いて北ルートへやってきたのは、thomaさん。

で、先に抜けられる_| ̄|○

ダブルチャンスを2回生かしてきれいにかちぬけ。
というより、2問地元問題をやられる(w

今後気をつけようと心に決めるきっかけとなりました(笑)。

続いて、きっどんは南へ。番長さんは北へ。

このへんから、決勝の相手になってくるメンバーを私の中で想定していた
のですが、南ルートの中から選ぶ、ということで動向は(゜▽、゜)さん
の動きも見つつ、ということになってきました。

二人が抜けた後、ゆったりと「OPEC唯一の南米加盟国(ベネズエラ)」を
正解して4抜け。これであとは残りのメンバーの状況をみることに。

(゜▽、゜)さんは調子があがってこなかったものの何とか最後は南ルートへ。
心の中ではきっどんと潰し合いやるんだろうなぁ、と思ったのはヒミツ。

ここでさとちゃんが脱落。肩車しながら大阪、といいつつ実際は和歌山のはず(ぉ

<後編に続きます>
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by banijya | 2006-06-29 03:18 | たびのにっき。

約束の重み。(前編)

初めまして。シェールです。

正式には「セリス・シェール」です。
え?これってもしかして・・・ですって?
そう、実はこれなのです。

で、誰かさんがFF6の小説書いてましたね。
大学院試験で止めちゃって、で、気がついたら
大学院卒業しちゃってたという(笑)。

私、シェールはティーエさんとこの
「パネルクイズアタック25筆記対策塾」しかこの名前でやってません。
なぜかって・・・?
それはまた、あとでお話します。

では、話を戻して、スルノカに参加したときのことを書きますね。



2月某日。

ぼんやりと、大学院を卒業する間近、第2回アメリカ横断スルノカ?
クイズの募集告知が出ていた。

第一回のログページを見る。そこでは
青杜さんが、豪快に勝ち抜いていた。

そして、高らかにニューヨークで凱歌をあげたあと、こう宣言していた。

青杜:「はい、チャンピオンの名に恥じない戦いを見せたいと思います!」

第一回のスルノカはまだ、海のものとも、山のものとも見えず、
そして、数あるネットウルトラの中で、完結しきれてないものも
あるなかで、主催者ひでぽんさんはきっちりと3ヶ月で行うという
ことを有言実行した。

「ここなら、自分の今の正確な力が測れるかも」
そう素直に思った。
そして、こんな風にも思った。
「若い者に対して大きな壁になりたい。」
そう思ったときには、全ての登録をすませていた。ほんと無意識に。

参加申し込み用紙を出したあと、主催者ひでぽんさんから
一通の手紙(めーる)が届く。

「近似地クイズ当たってます」Σ( ̄□ ̄;)

ちなみに、参加申込用紙に「近似地クイズ」は適当に
書いてしまってました(w

第一回の開催地・四国に形が似てる場所。

もう、一つしか思い浮かばなかったのです。

どうでしょうバカにとっては即答できる場所。

そう、オーストラリア。


ひでぽんさんの新婚旅行先であり、どうでしょうの初の
海外ロケの場所であり、そして、13回ウルトラの地。

今回の旅は、私とひでぽんさんとお嫁さんの3人だけが
行き先を知っている旅。そしてそれに付随してやってきた
第二次予選免除、っていうのは
望外の喜びだったけど、でも、私は勝手に一人まだ見ぬ本土に
思いを馳せていた。

この時の私は、まだ、今後の旅がいわゆる「絆」を深める旅に
なるとは思いもよらなかった。

東京ドームで雄叫び。
ひでぽん「みんなニューヨークへ行きたいかー」
全員「おー」
といっても、これだけたくさんいる中でそこまで残れるのは
たったの二人。今回は周りを見渡しても正直、知っている顔が
何人もいる。
鰺ヶ沢のお祭り貴族くげさんや、熊本の恐妻家ティーエさん、
そして大阪の勇士きっどん、SAKUGEでおなじみの陽気な泡さん、
さらに、前回チャンピオンの青杜さんなど、そうそうたる面々。
とりあえず、一個一個目の前の関門をくぐり抜けようと誓う。

そして、成田第一次予選。
問題をみてすっころぶ_| ̄|○ (w

周りの反応も以下同文だった。
ここで、第二次予選免除の発表。正直照れくさい(⌒▽⌒;)。
でも、素直にうれしい。本土の目的地発表クイズを正解したのは
実は二回目。一回目は某注射芸人の「ラトルウクイズ」だった(笑)。



成田第二次予選(じゃんけん)をぼんやり見る。
一人勝者席で待っているというのは不思議な気持ち。
4回目のじゃんけんで一抜けで勝ち上がってきたのはマリオくんと
ブラックくん。明らかに自分の教え子と同年代(w
とんでもない旅になりそうだとここで早くも痛感した。

私がマークしていた猛者たちも次々と勝ち上がってくる。
ただ、アタックブの顧問刃さんや、ポリフォンくんなど
結構なメンバーがここで涙をのんだ。やはりじゃんけんは水物だ。

グァムに向けて飛行機で出発。
パスポートを眺めながら、私はあの日のことを思い出していた。

1998年8月30日。
シェールは本当に東京ドームにいた。
50453人のうちの一人。
会場のど真ん中には福留功男さん。
「6年間、お待たせいたしました」

この言葉でもう涙が流れていたウルトラ馬鹿だった。

国内突破を夢見て、挑んだ今世紀最後アメリカ横断ウルトラクイズ。
私の夢は3問目ではかなく散った。

そして、再びウルトラが開かれることを夢見て、私は戦場を
ネットウルトラの舞台に移した。

ただ、強くなりたい。

ただ、人が憧れる人になりたい。

そうやって自分で作って積み重ねてきた問題数、約15万問。
いつか、自分でもそういったものの主催の立場に回れるように。

でも、それには自分の中で一つ勲章がほしかった。

今、スルノカに挑んでいるのはそのため。

ネットウルトラで一つ頂点を極めたい。
小さい世界の話かもしれないけれど、今の日常からすれば
これでも十分大きな話だった。




第1チェックポイント「成田→グァム」。
ここではペーパークイズ。

ペーパーにはなぜか自信がある。
今まで、辞書とか事典を読むのが趣味だったせいか、
知識量は格段に多くなった。(その分指が劇的に遅いけど)
だから、ここは問題なくいけるだろう。あわよくば
ペーパートップも、と思っていたらなんと・・・
近似値クイズ10連発で_| ̄|○

知識系ならまだしも、さすがにわからない問題が連発。
終わってから久々に手応えが全くなかった。

グァム国際空港に到着。
そしてブーブーゲートが設置され、いきなり発表。

早押しで対決することになったらいやだなぁと思っていた
ルックスくんがなんとペーパーで落ちて戻ってきた。
一方のなめくじネコくんは勝ち抜け。
問題傾向に合う合わないが如実に出ていると痛感した。

そして自分の番。

・・・・なんとか勝ち抜けた。
でも、くげさんにペーパートップをとられる_| ̄|○ 。

そのあとは流浪の民さんが飛行機へとぼとぼと
戻っていったが、マークしていたメンバーはほぼ全員
残っている。ほんとにキビシイ戦いになると痛感した。



第2チェックポイント「グァム」。
誰がなんと言おうと、ここはドロンコ○×クイズなんだ。
と思ったら「A」「B」のパネル。
ほぇ?と周りと顔を見合わせると、なんと2択クイズだとのこと。

まわりがざわざわする中、ちょっぴりほくそ笑む。
知ってるか知らないかだけなら、知識量で押し切れるはずだし。
逆に突拍子もない○×だったら怖いなと思っていたのでらっきぃと思う。

いきなりなめくじネコくんが泥につっこむ。
そしてマリオくん、パニックブルーくんが泥に突っ込んで
私の番。とりあえず白いお肌を強調(笑)。
そんな私に出されたのはこんな問題。
「グアムの空港の空港コードはどっち?
 A GUM   B GAM」

GAMだったら「ガンビア」とかのはず、と思ってAに飛び込んで
無事に正解。うん、なんとか知識で導けた模様。

このあとくげさんが泥に突っ込みなんと18人中9人が泥。
2択は怖いとほんとに実感。
(だからSAKUGEの9合9勺も怖いのよね)

勝った、と思ったらなんてことはない、そのまま飛行機へ。
私の隣はねきさん。見事に泥まみれのままで座席に座っている(笑)。
よくカンタス航空が許してくれたものだ(爆)。

ここでは、連続不正解だと地獄をみるクイズ。
2分でさっさっさと解いていかないとダメなので、結構
大変なクイズである。問題配列も怖い。

とりあえず進めていくなかで、1問目を間違っただけで
なんとかしのいでいる模様。ところが・・・
「月の出、月の入の基準となるのは?
 1 月の上端が地平線にかかった時
 2 月の中心が地平線にかかった時
 3 月の下端が地平線にかかった時」
この問題から一気に風向きが変わる。
私は相変わらず理系問題ができない。

「百人一首の詠み人100人のうち、肩書きに天皇とつくのは何人?
1 3人 2 5人 3 7人」

こんな文学問題も間違える。「~院」も天皇と数えてしまって
きれいに7人と答えてしまった。あわてているから読み間違える。

連続2問不正解、さらに、次の問題をパニック状態のせいか、
なぜか無回答。あわてすぎ。

これで一気に土俵際に追い込まれた気分がした。

なんとか次の問題を正解し、連続誤答は3問で止めたがもう崖っぷち。
ラストの問題を間違えたが、何とかポイントは残すことができたので
勝ち抜け。ほんとにひやひやした。あわてるとろくな事がない。

ここでティーエさんがパラシュートで消えていった。
もともと、シェールはティーエさんとこだけでのハンドルネームの
つもりだった。ところが、ハイエルフ名義で琴線の触れたクイズに
参加していると結構マークが厳しい。だから、最近は自分の中で
様々なパターンを作って、楽しめるようにしている。

ティーエさんとは思い出がありすぎてここでは書ききれない。
うん、ほんとに一言では言えない。
そういうものなんです。はい。



第3チェックポイント「ゴールドコースト」。
本家ウルトラでは「ライフセーバーのようなものクイズ」だった。
だから、おそらく団体戦なんだろうなぁ、と思っていたら
目の前に現れたのは2台の早押し機。

対決クイズ。しかも所持金別。

これはきつい、と即座に感じた。(所持金を少し多く書きすぎたため)

相手は絶対に強烈な人になると。

というわけで、呼ばれるまでは個室で待機。
大分、時間がたってから呼ばれた。
自分の頭の中では当たりたくない相手が軒並み並んでいる。
そして、ビーチにたどり着いたとき、
そこには青い帽子をかぶったきっどんが待ちかまえていた。

正直、ここでは当たりたくなかった。

ひでぽんさんとのインタビューを受けながら、
私はSAKUGE2004の決勝を思い返していた。

SAKUGE2004決勝。
そこには2年越しの夢に燃えるきっどんの姿。
そして、応援席には私とさっとんとじゅにちんさん。

そう、くげさん・SAKUさんを前に、富士山の頂上で
最も勝って欲しい人として、私は応援席に着いたのだった。

結果、きっどんは勝利の女神に微笑まれなかった。

でも、私には悔しさと安堵感と、様々なものが去来した。

きっどんにとって、SAKUGE優勝は早いのかもしれない。
また、そんな場にまで勝ち残れなかった自分もまだまだ甘い
のかもしれない。運命の女神はそう判断してwaさんに優勝を
与えたのかもしれない。

忘れ物を取りに行く。
そのための武者修行としてスルノカに挑んでいるきっどんに
対する。私とは、リアルでも会ったことのあるきっどん。

心を鬼にするしかなかった。

そしてその時ベスト8まで行って負けたのがひでぽんさん。
様々に運命の円環に包まれているのがここ2年のネットクイズ界。
でも、今はただただ目の前の最大のライバルを潰す。

静かな気持ちで早押し機に親指を置いた
(私は親指で押し込みをするので)。

問題
「座右の銘は「すべての道はM字に通ず!」「総統に代わってお仕置きよ!」。」
思わず反応してしまった。
お仕置きよ、だけで。セーラームーン方面、えっとそんなこと
言いそうなのは誰だっけ・・・。あ、きっとあの娘だ。うん。
アイススケートのあの娘だな。あれ?名前なんだっけ。
とおもっている間に名前が出てこない。
あんどう、なんだっけ・・・?(大パニック状態)

結局出てこなかった。

ひでぽん:「得意技はM字固め、M字ビターンなど。
ハッスル7では小川直也をKOした…
高田モンスター軍NO.2といえば誰?」

インリンさまか_| ̄|○

問題
「骨切りという独特の調理法でも知られる、」
見事に押し負ける(苦笑)。

これで崖っぷち。

一問スルーを挟んで

問題
「非常に多くのものがあることを表す、
 江戸なら町、」
きっどんが押した瞬間「終わった」と思った。

ところが
きっど「八百万!」ぶー。

このきっどんのはやとちりから事態が乱戦模様になってきた。

2問スルーを挟んで

問題
「ベートーベンの交響曲第九番、第4楽章の作詞をおこなった」
指が思わず反応してしまった。
最近は稜藤さん対策として、必死にクラシックを勉強している。
その成果がここで出た。

「シラー」
稜さんのようにフルネームではいえないけど、
今の私にはこれでも精一杯。必死の防戦が続く。
何とかきっどんに追いつけた。
次の問題は2行目が見えた瞬間に行こうと決めた。

問題
「1986年創業。2003年の年商は705億円。
本社は長崎県佐世保市。社長は高田明。」
ぎりぎりで押し勝てた。思わず、こう叫んでいた。

「きっどんごめん。ジャパネットたかた!」

なんとかきっどんを振り切った。
そのあとに残したコメントは本心からのコメント。
戦ったあとのVTRで見て思い出したくらい、夢の中で戦っていた。

「きっどんは私の中で最も決勝で10○対決したかった人なんで、
こういう形ではやりたくなかったです。で、これで一つ、
戦っていく意義と勝ち残る意義が出来たと思ってます。」

我ながらいいこと言ってるよ(藤村D風)と思った。
きっどんから緑のちゃんちゃんこを受け取る。
去っていくきっどんをぼんやり見つめつつ宿舎の個室に帰り、
倒れ込むようにベッドに横になった。
そのまま眠ってしまったため、そのあとの敗者復活の様子は知らない。

ところがモーリーに行くときにはきっどん、陽気な泡さん、512くん
が復活。緑のちゃんちゃんこを1日だけ預かって、きっどんに返却(w



第4チェックポイント「モーリー」。

えっと、森崎博之リーダーはどこだ?(モーリー違い)

草原は穏やかな気持ちになります。
シェールは緑色が大好き。
ぼんやりと森や草原に囲まれるとほっとするのです。
・・・虫はキライですけど_| ̄|○

一個だけ違う文字を探す。
こういう形式は負ける気がしません。本職だもん(謎)。
誤植探しは得意なのです。が、目がちかちかしたのも事実(苦笑)。

あっさりと1抜けヽ(^∇^)ノ
こういうステージばっかりだと嬉しい。

ここでhくんとマリオくんが敗退。
残ったメンバーは濃い。



第5チェックポイント「ブルーマウンテン」。
やっぱりというか何というか大声クイズ。

正直、タイピングクイズは苦手。
問題の正解を導き出し、さらにタイピングをして、
条件の合うような形にするのは頭がぐつぐつする。

1問目、さかなへんの漢字。
難しい漢字ばっかり思い浮かんで撃沈_| ̄|○
なぜに一個目に思い浮かんだのが「鱚(きす)」なのか
そんな自分の脳を小一時間問いつめたい。

2問目はタイムオーバー。
3問目、にんべんの漢字は結構うまくいったと思ったら
きっどんに差しきられる_| ̄|○
4問目もタイムオーバー。
5問目もおっきな声で叫んだけど、
陽気な泡さんに差しきられる_| ̄|○

というわけで、ここまで全くいいところなし。

で、6問目から作戦を変更した。
難しい問題を確実に拾いに行く作戦に変更。
リアス式海岸のリアスの元となった国を確実に拾ってリーチ。
ところがRのある月は、で思わず叫んでしまって誤答_| ̄|○
ここで、難問しか行かない、という気持ちに拍車がかかる(w

福島の矢祭町を正解して(ニュースは見ておくものだなぁと)、
最後、国語問題(沽券)を無事に正解して通過。

前回1抜けの勢いなど全くなくなっていた。
うん、やっぱり確実にがんばるべし。



第6チェックポイント「シドニー」。
このへんからひでぽんさんは完全に第13回アメリカ横断ウルトラクイズ
をフューチャリングしてる、と気づく(遅い)。

となると、ここではインスピレーションクイズだなと予想。
見事に的中。競馬もこれぐらい気持ちよく当てたい(マテ

というわけで「ジェームズ=ヒデポーン2世」による
お絵かきクイズ。割と順調に答えられる自分にちょっとびっくり。

なんとか7p積み上げて4位通過。
で、きっどんとハクホウクンさんが残される。

そこから10問以上もサドンデスがあったらしい。
私たち勝者一行は先に次のフィリップ島へ。そして準決勝はメルボルンへ。

残ったメンバーを見渡しながら、きっどんの勝利を祈る。
ぼんやりと飛行機の窓から外を眺めながら。

ちなみに、私の隣の座席のくげさまは相変わらず呑んでいた(゜▽、゜)

<後編に続く。>
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by banijya | 2005-08-12 15:38 | たびのにっき。

約束の重み。(後編)

第7チェックポイント「フィリップ島」

残ったメンバーをじっくりと眺めてみた。

私の右隣、青杜さん。
前回チャンピオン。早押しの速度は一級品。
知識量もある。ただ、アメリカ在住らしく、カタカナ言葉の答え
にならないと若干躊躇するところがあるのでその間隙をつけば勝機はある。

一つ席をあけて、くげさま。
呑んでばっかりというわけではなく、クイズに賭ける情熱は一級品。
ただ、勢いにのせると手がつけられない。反面、意外に勝負弱い
一面を持つ。私とは得意ジャンルがかぶるので決勝でぶつかると怖い。

一番左端、陽気な泡さん。
SAKUGE2004、第4位。
確実に勝ち進むスタイルは私と似通っている。
ただ、勝負の際には足が鈍る。つまり、待ちの姿勢になりやすいのが
陽気な泡さんの特徴。先手を打って仕掛けられると、
手が躊躇することが多い。


そして、残った私の左隣の席。

私は、きっどんが来るんだと思っていた。いや、願っていた。
だがしかし、それは叶わなかった。

「ハクホウクンさんが入室しました」

拍手はしたが、あまり気乗りはしなかった。
若干心が折れそうになった。
ひでぽんさんが私に話を振ってくる。

ひでぽん「今の率直な気持ちはいかがですか?」

素直な気持ちを記した。
「負けられない戦いになりました。はい。」

ひでぽん「きっどさんから、ちゃんちゃんこと
あなたへの伝言を預かっております。」

Σ( ̄□ ̄;)←これも素直な気持ちだった(笑)。

きっどん「シェールさん、ゴールドコーストの約束どおり、
優勝してください。約束ですよ。」

大きな約束をしたと思った。緑のちゃんちゃんこは
やっぱり何か大きなものを感じる。

そしてそれはきっどんとの2度目の約束。
単なるネットクイズなのに、本当に一緒に旅をしてきたかのような
そんな不思議な気持ち。それを実感している自分がそこにいた。

準々決勝・パートナークイズ。

2番手押しまで可能。指の遅い私にはありがたい形式。
じっくり待つというタイプではないが、押し負けてもいい、
という気持ちが精神的に私を穏やかな気持ちにさせた。

誰と勝ち抜けたいか。
残ったメンバーで一番手の内をわかっているくげさんにした。
きっどんが去ったあと、決勝で一番戦いたい相手になった。
こんな呑んでばかりの鰺ヶ沢芸人だけど、やはり戦い甲斐のある
相手ではある。のこりのメンバーもひとくせもふたくせもあるが
このお祭り貴族にはまだまだ及ばない。

きっどんを破って勝ち上がってきたハクホウクンさん。
正直、よくわからない人だ。
強いのか、弱いのかも不明。
正体もわからない。何ともいえず不気味で気持ち悪い。
ただ、パートナークイズではこの人を潰す、という気持ちで
挑んだ。変な言い方をすれば、きっどんの敵討ちといったところ。

スタートして2問。
全く反応できないスロースタートぶり。
その間にささっとポイントを稼ぐ周囲。てか特にくげさま(笑)。
何とか3問目で「くじら」で初正解。
4問目、シーザリオを押し負ける_| ̄|○
このあたりから、とりあえずパートナーは誰でもいいから
答えられる問題は暴発気味に全部押していこうという思考回路に。

そうこうしているうちにさくっと青杜-ハクホウクンが勝ち抜ける。
ここで少し気持ちがとぎれた。
残った相手はくげさま、陽気な泡さん。
ポイントは同じ。となると・・・。作戦は決まった。

問題
「主な作品は「虚人たち」「夢の木坂分岐点」や」

この問題は一行目の段階でわかっていた。
ただ、どうしても確定ポイントを出させたかったので
次の行の一文字目が見えた瞬間に押しに行こうと決意。
何とか作戦は決まってリーチ。
これで精神的に陽気な泡さんを追いつめる。

問題
「日本の天気記号で
 二重丸はくもり、では
 地図記号で二重丸は?」

二行目の時点で、そのまま別の天気記号に行くか
はたまた地図記号に行くかぴんと来ない。
でも、次の行で確定はできるはず。
そう思って勝負に行った。

結果的に、陽気な泡さんを振り切った。
陽気な泡さんの敗因は本人が言われる知識量の差ではなく
作戦負けの部分が強いかもしれない。
SAKUGEで4位は知識量の部分だけではないのだから。




準決勝「メルボルン」
スルノカ?風通せんぼクイズ。

誤答ルールとポイントリセットが少し特殊。
押して押して、という形では攻められない。

2問目のオパールを押し負けたときに少しいやな予感がした。

準々決勝から準決勝は連戦。
実はこのチャットクイズで連戦という形式に私は弱い。
古くは「欧州縦横断クリスでクイズ」、そして最近では
去年の「第三回高校生クイズトリビュート」もそうだった。
集中力が続かないのである。

3問目、暴発気味に行ってしまい誤答。これで通過席に
誰かが行くまでお休み。でも、そういうときに限って
わかる問題が立て続けに来る(苦笑)。

くげさまがみんなの誤答で雪崩式に通過席へ。
そこでは誤答があったり、スルーがあったりでなんやかんやで
この問題。

問題
「F1グランプリで唯一」

くげさまの早押し機が反応した。
私にとってはここは確定ポイントではない。
なぜか?問題が様々な方向に流れるからだ。
「日本人としてファステストラップを出したのは誰?」でも
「南米で行われるグランプリは?」でも
「国名と大会名が一致しないグランプリは?」でもいいのだから。

ところがくげさま「モナコ」。

なんと一抜けΣ( ̄□ ̄;)

続きはこう。
「トンネルがあるコースを使用するのは何グランプリ?」

やはり、くげさまは勢いに乗ると手がつけられない。

ここからは自分の勝負。
でも、通過席には立つがなかなかあと一歩が踏み出せない。
残りの二人も通過席に立つが、阻止されてで文字通り三つ巴の
争いを呈していた。

ここを抜け出すためには・・・。

自分の中で、クイズ完璧主義風に一気の3連答でいく、という
気持ちが芽生えた。

青杜さんの通過席を「百条委員会」の一行押しで潰し、
アメリカにあるのはどっち?という問題も青杜さんに押し勝って
通過席へ。

そして最後・・・。

問題
「全国の報徳神社に祀られている、
 倹約の精神で知られる
 江戸後期の農政家は誰?」

思わず指が反応した。
倹約の精神。
農政家。
頭の中で小学校の銅像が思い浮かんだ。

「にのみやきんじろう!(二宮金次郎(尊徳))」

二人を押さえきった瞬間だった。

最後、私が3連答できた部分、よく考えてみると
漢字で答える問題。さらに、アメリカ在住の青杜さん相手に
アメリカの地名問題で押し勝つ幸運。
そして、前回チャンピオンという重圧が彼を包んだに違いない。

ハクホウクンさんは通過席に立ったときに勝負にいけなかったのが
おそらく敗因。通過席で勝負できないと通過クイズは勝てない。
それを体現した人が、私の決勝の相手となった。


メルボルンからロサンジェルス経由で
ニューヨークのニューアーク空港へ。
カンタス航空とアメリカン航空の提携便のビジネスシートに
身を沈めながら、ぼんやりと私は窓の風景を眺めていた。

私から遠く離れた窓側の席にはくげさま。
今どんなことを思っているのだろうか。

さっき、フライトアテンダントのおねぇさんを酔った勢いで
口説いていたから、十二分に旅を満喫しているんだろうけど(邪笑)。

ニューアーク空港に着いたのは現地時間の21時。
そこからホテルに入って、翌日は時差ぼけをとるためぼんやり。
そして、決勝はその次の日、とのことになった。

決戦前日。
くげさまと分かれて、私はたった一人でニューヨークを
動き回っていた。ウルトラ、ではなくってネットウルトラ
でたどり着いてしまったニューヨーク。
人混みが苦手なのに、思わず気持ちが浮き立って散策。
まずは、ネイサンズでホットドッグを15本ほど完食。
うん、食べ過ぎで気持ち悪い_| ̄|○

そして、夜はニューヨークマディソンスクエアガーデンで、
シルクドソレイユの舞台や、ミュージカル「キャッツ」。
ニューヨークから見える東海岸の潮風を夜霧とともに満喫。

34人いたはずなのに、今はニューヨークにたった一人。

ロマンチックな気持ちに浸っている間に、夜がしみじみと
更けていった。明日は後悔しない戦いを。ふかふかのベッドに
身を横たえつつ、静かに休息。



決勝「ニューヨーク」。
お昼はまず、ヘリコプターの撮影からだった。

ひでぽんさんの放送にのせる声が聞こえる。
そして、目の前には遠く離れているように見えた
自由の女神の姿。

ここまで、長かった。

そんな風に、ぽつりと思った。


夜の帳りが、ニューヨークを漆黒の闇へと包み込む。
でも、マンハッタンの風は心地よく、私たちを包み込んだ。

決戦の直前。
食事は各自バラバラでとった。
私の目の前にはオージービーフのステーキが4枚。
食べ過ぎ、とも思いつつ全部平らげた。
(一方のくげさまは泡盛に焼き鳥だったらしい(笑))

個別に与えられた船室で、私はひっそりと着替えた。

くげさまは、最後の戦いにSAKUGEでおなじみの
公家さま衣装で来るだろうと。

私は最後の戦いは、この服にしようと思っていた。

緑の戦闘服風カクテルドレス

長いロングブーツがまぶしい。プリンセス号の階段を
昇る時には絶対にすっころびそうな靴。
さらに、空港の税関で通すのにちょっと手間取った鎧(笑)。

そう、ハイエルフ衣装ではない鎧をスタンバイして決勝で
着ようと思っていたのだった。

「時間です」との声に弾かれるように船室を出た私。

そこには、スーツ姿に身を包み、こちらの服装を見て
口をあんぐりと(゜○ ゜)あけたあと
Σ( ̄□ ̄;)と驚くくげさまの姿があった(笑)。


ひでぽんさんとのインタビューに答えながら、様々な思いが
胸に去来した。くげさん相手の勝負は、実は2回目。
1回目は、「くげさま・Go.Yさん・モトドンさん・シェール」で
アタック25をやって、くげさまに20枚近くとられるという
シャットアウトをやられている。

勢いにだけはのせない。そして、相手よりも必ず先んじる。
それだけを念じて、早押し機に親指を置いた。

1問目「ウォール街」。なんとか正解。
2問目「ロックフェラー」。くげさまに答えを言われて思い出す。
ひでぽんさんはご当地問題を必ず2・3問は入れてくることを
このときやっと思いだした。

3問目「容積率」。くげさまに押し勝つ。
4問目「レギュラー」。くげさまが読ませ押し的に正解。
これはタイミング的に仕方ない。

一進一退の攻防。でも、次の問題で少し流れが変わり出す。

問題
「元気に育っていた赤ちゃんが、
 ある日突然死亡するという
 乳幼児突然死症候群。
 アルファベット4文字に略すと?」

ここでくげさんが反応「PTSD?」不正解。

私は、相手が誤答してマイナスになると、差は2倍になるという
考え方をしている。1ポイントマイナスは、それを乗り越えるために
さらに相手を追い越すためには2ポイント、すなわち2倍になる
という考え方である。この瞬間、私とくげさまには点数上は
「+2対+1」でも、「+4対+1」ぐらいの気持ちになっていた。

で、次の問題。

「問題
 宋の杜黙という人の詩が
 詩の決まりに沿っていない物が多い事が言葉の由来
 である、仕事などで誤りの多い事を
 <ここで反応>
 漢字2字で何という?」

結果的に読ませ押しになったが「杜撰」を正解し、少し差を広げる。

ところがくげさまもしぶとい。

問題
「関西で利用されている鉄道のIC乗車券、
 「ICOCA」と「PiTaPa」。利用額に応じて
 後払いで精算できるのはどっち?」

をなんと勘で正解_| ̄|○

やばいやばい。勢いに乗りそうだ。
さらに次のメロンを正解して、一気に追いつかれる。

こっちは次の「岐阜県」を正解したが
「タタミイワシ」の問題で暴発してしまい、同点のまま。

くげさまも、「大リーグ」の問題で誤答し、ここまでは
まだまだ流れがどちらともに向いていない。

ただ、ここから私の指の反応がよくなってきた。

問題
「歌舞伎などで使われる、
 黒、柿、萌黄の」

「定式幕!」

問題
「新聞1面のコラム欄。天
 声人語は朝日新聞。では編」

「読売新聞!」

問題
「ベトナム語で「刷新」」

「ドイモイ!」

なんと普段では考えられない1行押しまで敢行して3連答。
これでくげさまとの差は4ポイント差に。

くげさまも「和田」を正解して、まだまだといった印象。
でも、私の勢いも止まらなかった。

問題
「囲碁で碁盤の」

「天元!」

問題
「最近人気の外国人、
 ボビーオロゴンの」

「ナイジェリア!」

ことごとくくげさま相手に押し勝つ。指が遅い、という自分は
結局自分自身、そうだと思いこんでいるにすぎない。
それを乗り越えるには、確実な知識とそれを瞬間的に
導き出せるかだけだと痛感した。

ここで私は+8。
くげさまはここから1行目での勝負を賭けてくる。

問題
「1909年10月26日、ハルビンで」

くげさま「あんじゅうこん」

これも伊藤博文との二択になるのだが、くげさまは正解を引き当てる。


そして事実上くげさまを追いつめたこの問題。

問題
「現在の相撲の国技館は両国国技館。」

「蔵前国技館!」

あとで、くげさまが一番の敗因にあげていたのがここだった。
この問題で私はリーチ。くげさまとは5ポイント差。
くげさまはとにかくチャージをかけてくる。

私はわかる問題が来るまでじっくり構えようと思った。
でも、それがとことんまでくげさまに押し負けるモードに。

6問連続で解答権がとれずに、出てきたのがこんな問題。

問題
「今年のサミット、先進国首脳会議が開催された国は
 イギリス。では来年の
 サミットが開催される国は?」

思わず指が反応してしまった。サミットなのだから
6カ国のうちのどれか。どこにしようかなと思ったあげく・・・

「フランス」(ぶー)

(あるぇ?←心の中の声)

激しく勘違い。おかしい。やっぱり固くなっていたみたい。

あと2ポイントに戻ったが、もう一度気を引き締め直す。

競艇の「SG」を拾って、再リーチ。
今度こそ、との気持ちで待つ。
くげさまはまだまだ、勝負をあきらめることなくがんがん攻めてくる。
マイナスになっても、一進一退でずっと手をゆるめない。

あと一問。それにたどりついた問題がこれだった。

問題
「「てん突き」と呼ばれる道具で
 その形が作られる、漢字で」

一行目で答えはわかった。でも、さっきの杜撰のように
漢字2字で答えさせる、という形だと一行目で答えたら不正解
になってしまう。だからじっくりと二行目まで待った。そして
早押しハットがカタッと音を立ててあがった。

「ところてん!」

第二回アメリカ横断スルノカ?クイズを制した瞬間だった。

ミスブルックリンはとってもすてきな笑顔だった(w
シャンパンを呑んだあとはよく覚えていない。

ただ、きっどんに対して面目が立ったという気はある。
だから勝てて嬉しいというよりも正直、ほっとしたという
思いの方が遙かに大きかった。

女神は静かに微笑んでくれた。

イーストリバーの風にさらされながら、私の白いマント
がぱたぱたとなびいていた。

ちょっと寒かったけど、勝ててしあわせ。

それ以上に大きな何かをつかみ取った気がする。

その夜。

私はミスブルックリンを部屋に連れ込んでどんちゃん
騒ぎをしたらしいがよく覚えていない(苦笑)。



優勝賞品を受け取るために
ニューヨークのJ・F・ケネディ空港へ。
ここに来るのは二回目。一回目はラトルウで来た(だから(笑))。
そういえば、それでメルボルンからもJFK空港じゃなかったんだ
と少し合点がいった。

アイマスクとヘッドホンをひでぽんさんから受け取った。
流れている音楽はずっと
「俺はジャイアン」(空き地リサイタルバージョン)。

_| ̄|○ _| ̄|○ _| ̄|○ _| ̄|○ _| ̄|○

空き地のリサイタルでピンクのマスカラを塗るジャイアンは
どうかしてると思う、とかいろんな事を思いつつ飛行機へ。

さらに、ヘッドホン・アイマスク付きなのに国際線の
税関を通ってしまうJ・F・ケネディ空港もどうかしてると
思いつつ飛行機は離陸(この部分はフィクションです)。

そして約12時間。
頭の中が「ボエ゛~」となりながら、約189回目の
「俺はジャイアン」を聞いたとき、ひでぽんさんが一言。

「あと車で6時間くらいです。」



_| ̄|○


18時間後。

やっとついたここは網走。

陽気な泡さんが登場し、渡されたエミューの卵。

これでつくられたどら焼き。

それが優勝賞品だった。



でも、そんな優勝賞品よりも、もっとステキな何かを
手に入れることができた気がする。

そのあと、私は十勝地方で十勝二十番勝負を行い、
十勝に十勝されて(笑)、苫小牧からフェリーで
北海道をあとにした。

ついたのは敦賀。

たくさんの思い出と、さまざまな絆を確かめられた旅の終着地。

大きな荷物を持って、私は
特急サンダーバード京都行きに乗り込んだ。




そう。


もう、次の戦いが始まるのだから。


2005/7/28 セリス・シェール。
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by banijya | 2005-08-11 21:43 | たびのにっき。