ネットクイズ界を縦横無尽に駆け抜けるでぃーどせんせー、と呼ばれてます。最近は上の写真のようにクイズやったり文章書いたりしてます。ページをwoman.exciteに移したいなぁと。コメントはご自由にどうぞ。


by banijya
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約束の重み。(前編)

初めまして。シェールです。

正式には「セリス・シェール」です。
え?これってもしかして・・・ですって?
そう、実はこれなのです。

で、誰かさんがFF6の小説書いてましたね。
大学院試験で止めちゃって、で、気がついたら
大学院卒業しちゃってたという(笑)。

私、シェールはティーエさんとこの
「パネルクイズアタック25筆記対策塾」しかこの名前でやってません。
なぜかって・・・?
それはまた、あとでお話します。

では、話を戻して、スルノカに参加したときのことを書きますね。



2月某日。

ぼんやりと、大学院を卒業する間近、第2回アメリカ横断スルノカ?
クイズの募集告知が出ていた。

第一回のログページを見る。そこでは
青杜さんが、豪快に勝ち抜いていた。

そして、高らかにニューヨークで凱歌をあげたあと、こう宣言していた。

青杜:「はい、チャンピオンの名に恥じない戦いを見せたいと思います!」

第一回のスルノカはまだ、海のものとも、山のものとも見えず、
そして、数あるネットウルトラの中で、完結しきれてないものも
あるなかで、主催者ひでぽんさんはきっちりと3ヶ月で行うという
ことを有言実行した。

「ここなら、自分の今の正確な力が測れるかも」
そう素直に思った。
そして、こんな風にも思った。
「若い者に対して大きな壁になりたい。」
そう思ったときには、全ての登録をすませていた。ほんと無意識に。

参加申し込み用紙を出したあと、主催者ひでぽんさんから
一通の手紙(めーる)が届く。

「近似地クイズ当たってます」Σ( ̄□ ̄;)

ちなみに、参加申込用紙に「近似地クイズ」は適当に
書いてしまってました(w

第一回の開催地・四国に形が似てる場所。

もう、一つしか思い浮かばなかったのです。

どうでしょうバカにとっては即答できる場所。

そう、オーストラリア。


ひでぽんさんの新婚旅行先であり、どうでしょうの初の
海外ロケの場所であり、そして、13回ウルトラの地。

今回の旅は、私とひでぽんさんとお嫁さんの3人だけが
行き先を知っている旅。そしてそれに付随してやってきた
第二次予選免除、っていうのは
望外の喜びだったけど、でも、私は勝手に一人まだ見ぬ本土に
思いを馳せていた。

この時の私は、まだ、今後の旅がいわゆる「絆」を深める旅に
なるとは思いもよらなかった。

東京ドームで雄叫び。
ひでぽん「みんなニューヨークへ行きたいかー」
全員「おー」
といっても、これだけたくさんいる中でそこまで残れるのは
たったの二人。今回は周りを見渡しても正直、知っている顔が
何人もいる。
鰺ヶ沢のお祭り貴族くげさんや、熊本の恐妻家ティーエさん、
そして大阪の勇士きっどん、SAKUGEでおなじみの陽気な泡さん、
さらに、前回チャンピオンの青杜さんなど、そうそうたる面々。
とりあえず、一個一個目の前の関門をくぐり抜けようと誓う。

そして、成田第一次予選。
問題をみてすっころぶ_| ̄|○ (w

周りの反応も以下同文だった。
ここで、第二次予選免除の発表。正直照れくさい(⌒▽⌒;)。
でも、素直にうれしい。本土の目的地発表クイズを正解したのは
実は二回目。一回目は某注射芸人の「ラトルウクイズ」だった(笑)。



成田第二次予選(じゃんけん)をぼんやり見る。
一人勝者席で待っているというのは不思議な気持ち。
4回目のじゃんけんで一抜けで勝ち上がってきたのはマリオくんと
ブラックくん。明らかに自分の教え子と同年代(w
とんでもない旅になりそうだとここで早くも痛感した。

私がマークしていた猛者たちも次々と勝ち上がってくる。
ただ、アタックブの顧問刃さんや、ポリフォンくんなど
結構なメンバーがここで涙をのんだ。やはりじゃんけんは水物だ。

グァムに向けて飛行機で出発。
パスポートを眺めながら、私はあの日のことを思い出していた。

1998年8月30日。
シェールは本当に東京ドームにいた。
50453人のうちの一人。
会場のど真ん中には福留功男さん。
「6年間、お待たせいたしました」

この言葉でもう涙が流れていたウルトラ馬鹿だった。

国内突破を夢見て、挑んだ今世紀最後アメリカ横断ウルトラクイズ。
私の夢は3問目ではかなく散った。

そして、再びウルトラが開かれることを夢見て、私は戦場を
ネットウルトラの舞台に移した。

ただ、強くなりたい。

ただ、人が憧れる人になりたい。

そうやって自分で作って積み重ねてきた問題数、約15万問。
いつか、自分でもそういったものの主催の立場に回れるように。

でも、それには自分の中で一つ勲章がほしかった。

今、スルノカに挑んでいるのはそのため。

ネットウルトラで一つ頂点を極めたい。
小さい世界の話かもしれないけれど、今の日常からすれば
これでも十分大きな話だった。




第1チェックポイント「成田→グァム」。
ここではペーパークイズ。

ペーパーにはなぜか自信がある。
今まで、辞書とか事典を読むのが趣味だったせいか、
知識量は格段に多くなった。(その分指が劇的に遅いけど)
だから、ここは問題なくいけるだろう。あわよくば
ペーパートップも、と思っていたらなんと・・・
近似値クイズ10連発で_| ̄|○

知識系ならまだしも、さすがにわからない問題が連発。
終わってから久々に手応えが全くなかった。

グァム国際空港に到着。
そしてブーブーゲートが設置され、いきなり発表。

早押しで対決することになったらいやだなぁと思っていた
ルックスくんがなんとペーパーで落ちて戻ってきた。
一方のなめくじネコくんは勝ち抜け。
問題傾向に合う合わないが如実に出ていると痛感した。

そして自分の番。

・・・・なんとか勝ち抜けた。
でも、くげさんにペーパートップをとられる_| ̄|○ 。

そのあとは流浪の民さんが飛行機へとぼとぼと
戻っていったが、マークしていたメンバーはほぼ全員
残っている。ほんとにキビシイ戦いになると痛感した。



第2チェックポイント「グァム」。
誰がなんと言おうと、ここはドロンコ○×クイズなんだ。
と思ったら「A」「B」のパネル。
ほぇ?と周りと顔を見合わせると、なんと2択クイズだとのこと。

まわりがざわざわする中、ちょっぴりほくそ笑む。
知ってるか知らないかだけなら、知識量で押し切れるはずだし。
逆に突拍子もない○×だったら怖いなと思っていたのでらっきぃと思う。

いきなりなめくじネコくんが泥につっこむ。
そしてマリオくん、パニックブルーくんが泥に突っ込んで
私の番。とりあえず白いお肌を強調(笑)。
そんな私に出されたのはこんな問題。
「グアムの空港の空港コードはどっち?
 A GUM   B GAM」

GAMだったら「ガンビア」とかのはず、と思ってAに飛び込んで
無事に正解。うん、なんとか知識で導けた模様。

このあとくげさんが泥に突っ込みなんと18人中9人が泥。
2択は怖いとほんとに実感。
(だからSAKUGEの9合9勺も怖いのよね)

勝った、と思ったらなんてことはない、そのまま飛行機へ。
私の隣はねきさん。見事に泥まみれのままで座席に座っている(笑)。
よくカンタス航空が許してくれたものだ(爆)。

ここでは、連続不正解だと地獄をみるクイズ。
2分でさっさっさと解いていかないとダメなので、結構
大変なクイズである。問題配列も怖い。

とりあえず進めていくなかで、1問目を間違っただけで
なんとかしのいでいる模様。ところが・・・
「月の出、月の入の基準となるのは?
 1 月の上端が地平線にかかった時
 2 月の中心が地平線にかかった時
 3 月の下端が地平線にかかった時」
この問題から一気に風向きが変わる。
私は相変わらず理系問題ができない。

「百人一首の詠み人100人のうち、肩書きに天皇とつくのは何人?
1 3人 2 5人 3 7人」

こんな文学問題も間違える。「~院」も天皇と数えてしまって
きれいに7人と答えてしまった。あわてているから読み間違える。

連続2問不正解、さらに、次の問題をパニック状態のせいか、
なぜか無回答。あわてすぎ。

これで一気に土俵際に追い込まれた気分がした。

なんとか次の問題を正解し、連続誤答は3問で止めたがもう崖っぷち。
ラストの問題を間違えたが、何とかポイントは残すことができたので
勝ち抜け。ほんとにひやひやした。あわてるとろくな事がない。

ここでティーエさんがパラシュートで消えていった。
もともと、シェールはティーエさんとこだけでのハンドルネームの
つもりだった。ところが、ハイエルフ名義で琴線の触れたクイズに
参加していると結構マークが厳しい。だから、最近は自分の中で
様々なパターンを作って、楽しめるようにしている。

ティーエさんとは思い出がありすぎてここでは書ききれない。
うん、ほんとに一言では言えない。
そういうものなんです。はい。



第3チェックポイント「ゴールドコースト」。
本家ウルトラでは「ライフセーバーのようなものクイズ」だった。
だから、おそらく団体戦なんだろうなぁ、と思っていたら
目の前に現れたのは2台の早押し機。

対決クイズ。しかも所持金別。

これはきつい、と即座に感じた。(所持金を少し多く書きすぎたため)

相手は絶対に強烈な人になると。

というわけで、呼ばれるまでは個室で待機。
大分、時間がたってから呼ばれた。
自分の頭の中では当たりたくない相手が軒並み並んでいる。
そして、ビーチにたどり着いたとき、
そこには青い帽子をかぶったきっどんが待ちかまえていた。

正直、ここでは当たりたくなかった。

ひでぽんさんとのインタビューを受けながら、
私はSAKUGE2004の決勝を思い返していた。

SAKUGE2004決勝。
そこには2年越しの夢に燃えるきっどんの姿。
そして、応援席には私とさっとんとじゅにちんさん。

そう、くげさん・SAKUさんを前に、富士山の頂上で
最も勝って欲しい人として、私は応援席に着いたのだった。

結果、きっどんは勝利の女神に微笑まれなかった。

でも、私には悔しさと安堵感と、様々なものが去来した。

きっどんにとって、SAKUGE優勝は早いのかもしれない。
また、そんな場にまで勝ち残れなかった自分もまだまだ甘い
のかもしれない。運命の女神はそう判断してwaさんに優勝を
与えたのかもしれない。

忘れ物を取りに行く。
そのための武者修行としてスルノカに挑んでいるきっどんに
対する。私とは、リアルでも会ったことのあるきっどん。

心を鬼にするしかなかった。

そしてその時ベスト8まで行って負けたのがひでぽんさん。
様々に運命の円環に包まれているのがここ2年のネットクイズ界。
でも、今はただただ目の前の最大のライバルを潰す。

静かな気持ちで早押し機に親指を置いた
(私は親指で押し込みをするので)。

問題
「座右の銘は「すべての道はM字に通ず!」「総統に代わってお仕置きよ!」。」
思わず反応してしまった。
お仕置きよ、だけで。セーラームーン方面、えっとそんなこと
言いそうなのは誰だっけ・・・。あ、きっとあの娘だ。うん。
アイススケートのあの娘だな。あれ?名前なんだっけ。
とおもっている間に名前が出てこない。
あんどう、なんだっけ・・・?(大パニック状態)

結局出てこなかった。

ひでぽん:「得意技はM字固め、M字ビターンなど。
ハッスル7では小川直也をKOした…
高田モンスター軍NO.2といえば誰?」

インリンさまか_| ̄|○

問題
「骨切りという独特の調理法でも知られる、」
見事に押し負ける(苦笑)。

これで崖っぷち。

一問スルーを挟んで

問題
「非常に多くのものがあることを表す、
 江戸なら町、」
きっどんが押した瞬間「終わった」と思った。

ところが
きっど「八百万!」ぶー。

このきっどんのはやとちりから事態が乱戦模様になってきた。

2問スルーを挟んで

問題
「ベートーベンの交響曲第九番、第4楽章の作詞をおこなった」
指が思わず反応してしまった。
最近は稜藤さん対策として、必死にクラシックを勉強している。
その成果がここで出た。

「シラー」
稜さんのようにフルネームではいえないけど、
今の私にはこれでも精一杯。必死の防戦が続く。
何とかきっどんに追いつけた。
次の問題は2行目が見えた瞬間に行こうと決めた。

問題
「1986年創業。2003年の年商は705億円。
本社は長崎県佐世保市。社長は高田明。」
ぎりぎりで押し勝てた。思わず、こう叫んでいた。

「きっどんごめん。ジャパネットたかた!」

なんとかきっどんを振り切った。
そのあとに残したコメントは本心からのコメント。
戦ったあとのVTRで見て思い出したくらい、夢の中で戦っていた。

「きっどんは私の中で最も決勝で10○対決したかった人なんで、
こういう形ではやりたくなかったです。で、これで一つ、
戦っていく意義と勝ち残る意義が出来たと思ってます。」

我ながらいいこと言ってるよ(藤村D風)と思った。
きっどんから緑のちゃんちゃんこを受け取る。
去っていくきっどんをぼんやり見つめつつ宿舎の個室に帰り、
倒れ込むようにベッドに横になった。
そのまま眠ってしまったため、そのあとの敗者復活の様子は知らない。

ところがモーリーに行くときにはきっどん、陽気な泡さん、512くん
が復活。緑のちゃんちゃんこを1日だけ預かって、きっどんに返却(w



第4チェックポイント「モーリー」。

えっと、森崎博之リーダーはどこだ?(モーリー違い)

草原は穏やかな気持ちになります。
シェールは緑色が大好き。
ぼんやりと森や草原に囲まれるとほっとするのです。
・・・虫はキライですけど_| ̄|○

一個だけ違う文字を探す。
こういう形式は負ける気がしません。本職だもん(謎)。
誤植探しは得意なのです。が、目がちかちかしたのも事実(苦笑)。

あっさりと1抜けヽ(^∇^)ノ
こういうステージばっかりだと嬉しい。

ここでhくんとマリオくんが敗退。
残ったメンバーは濃い。



第5チェックポイント「ブルーマウンテン」。
やっぱりというか何というか大声クイズ。

正直、タイピングクイズは苦手。
問題の正解を導き出し、さらにタイピングをして、
条件の合うような形にするのは頭がぐつぐつする。

1問目、さかなへんの漢字。
難しい漢字ばっかり思い浮かんで撃沈_| ̄|○
なぜに一個目に思い浮かんだのが「鱚(きす)」なのか
そんな自分の脳を小一時間問いつめたい。

2問目はタイムオーバー。
3問目、にんべんの漢字は結構うまくいったと思ったら
きっどんに差しきられる_| ̄|○
4問目もタイムオーバー。
5問目もおっきな声で叫んだけど、
陽気な泡さんに差しきられる_| ̄|○

というわけで、ここまで全くいいところなし。

で、6問目から作戦を変更した。
難しい問題を確実に拾いに行く作戦に変更。
リアス式海岸のリアスの元となった国を確実に拾ってリーチ。
ところがRのある月は、で思わず叫んでしまって誤答_| ̄|○
ここで、難問しか行かない、という気持ちに拍車がかかる(w

福島の矢祭町を正解して(ニュースは見ておくものだなぁと)、
最後、国語問題(沽券)を無事に正解して通過。

前回1抜けの勢いなど全くなくなっていた。
うん、やっぱり確実にがんばるべし。



第6チェックポイント「シドニー」。
このへんからひでぽんさんは完全に第13回アメリカ横断ウルトラクイズ
をフューチャリングしてる、と気づく(遅い)。

となると、ここではインスピレーションクイズだなと予想。
見事に的中。競馬もこれぐらい気持ちよく当てたい(マテ

というわけで「ジェームズ=ヒデポーン2世」による
お絵かきクイズ。割と順調に答えられる自分にちょっとびっくり。

なんとか7p積み上げて4位通過。
で、きっどんとハクホウクンさんが残される。

そこから10問以上もサドンデスがあったらしい。
私たち勝者一行は先に次のフィリップ島へ。そして準決勝はメルボルンへ。

残ったメンバーを見渡しながら、きっどんの勝利を祈る。
ぼんやりと飛行機の窓から外を眺めながら。

ちなみに、私の隣の座席のくげさまは相変わらず呑んでいた(゜▽、゜)

<後編に続く。>
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by banijya | 2005-08-12 15:38 | たびのにっき。